理系弁護士、特許×ビール×宇宙×刑事

理系弁護士・弁理士。特許、知財、宇宙、ビール、刑事事件がテーマです。

ビール紹介(Goose IPA)from アメリカ・シカゴ

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GOOSE IPA

 

はじめに

 

 去年(2020年)、事務所の最終日に、事務所で年末の後片付けをしながら一人で飲んだビール、GOOSE IPAを紹介します。

 

 アメリカ・シカゴのGOOSE IPAです。

 

 これまで、アメリカ大陸のビールには意図的に手を出してきませんでした。

 

 コロナビールは、コロナの終息を祈って机に飾ってありますが、終息するまで飲まないことに決めているので、まだ飲んでません。

 

 バドワイザーがひどく安い値段でスーパーに売っているので、あらためて飲んでみようはと思っていますが、まだ飲んでません。

 

 アメリカ方面のビールに手を出してしなかったのは、ドイツやその周辺のヨーロッパのビールだけで相当な種類ありますし、日本の地ビールもかなり種類が多いので、実際、手を出せずにいます。

 

 スーパーに行っても、アメリカ関係のクラフトビールは敢えて見ませんでした。

 

 ところが、今回は、クリスマスに、合計170頁に及ぶ準備書面を提出したご褒美として、「お疲れ~」と秘書さんから頂きました。

 

 有難く、事務所最終日に後片付けをしながら頂きました。

 

GOOSE IPA

 

 グースアイランドというアメリカのシカゴの醸造所のビールのようです。 

 

www.gooseisland.jp

 

 このGOOSE IPAは、ラベルに見覚えがありますし、上記のように日本語サイトもあるので、私が知らないだけで、実は日本でも結構メジャーなビールかもしれません。

 

 さて、レビューです。

 

 日本の大手ビールメーカーのビールのように、黄金色です。

 

 やや濁っているがほぼ透明です。

 

 アルコールは、5.9%でやや高めですね。

 

 泡立ちはまぁまぁ、炭酸もまぁまぁ。

 

 ホップの香り、後味がすごいく良いです。苦味がある程度あり、柑橘っぽいさっぱりした感じがあります。

 今、IPAが人気の理由は、ここなのでしょうね。

 

 口の中さっぱりしたい1杯目のビールとしては、このIPAは良いですね。

 

 私は、ヴァイツェン派ではありますが、1杯だけ飲めて、すっきり(スカッと)したいというのであれば、このIPAを選択するかもしれません。

 

最後に

 

 私は、ドイツ・ミュンヘンに留学し、ヴァイスビアヴァイツェン)に出会い、これが最高峰のビールだと思っています。

 

 「流行のアイ・ピー・エーだと? ドイツ帰りだがそんなビール知らんなぁ~。」

 

と口をひん曲げて言いたいところですが(笑)、やっぱり、IPAは素直に美味しいです。人気のはずですね。

 

 今度は自分で買って飲みたいと思います。しかし、この手の美味しいビールがアメリカにもたくさんあるとすると・・・アメリカのクラフトビールにまで手を出すのは、ちょっと大変かもしれません。

 

 この醸造所は、ブリティッシュ・エールアメリカン・ウィートエールもあるようですね。これは期待できます。

 

 人生(≒ビールが飲める健康な人生)は有限ではありますが、無理をせず、できる限り頑張りたいと思います。

 

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ビール紹介(僕ビール君ビール)

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僕ビール君ビール

 

 

はじめに 

 

  今回は、ヤッホーブルーイング僕ビール君ビールを紹介したいと思います。

 コンビニにも売っていて、比較的安く、気軽に買えるビールです。

 

ヤッホーブリューイング

 

 よなよなエールインドの青鬼水曜日のネコ東京ブラックなど、コンビニだけでなく、飲食店でもよく見かけますので、かなり手広く流通していますよね。

 

 ビールの名称の奇抜さや、缶のデザインなど、記憶に残りやすく、知的財産を専門とする私から見ても、うまくやってるなぁって感じがします。

 

yohobrewing.com

 

僕ビール君ビール

 

 

 ヤッホーブルーイングの何種類かのビールの中で、今回は、僕ビール君ビールを飲んでみました。

 

 私は、ドイツや他のヨーロッパのビールや、日本の地ビールを飲んでいますが、身近にあるこのビールは意外にもまだ飲んでいませんでした。

 

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僕ビール君ビール

 

 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップのみが原材料のビールです。

 

 色は、薄い金色です。濁ってません。

 

 泡立ちはすごく良いです。

 

 柑橘系の香りで、柑橘系(シトラスの味がします。これが一番の特徴です。

 

 そして、すごく軽くて、飲みやすく、苦味はほとんどありません

 

 アルコール度数も4.5%と低めです。

 

 きっと、日本の伝統的な苦くて濃いビールが苦手な方をターゲットとした、軽くてさわやかなビールです。

 

ビール苦手なんです・・・。

 

 私、ビールのブログをやっていると、

 

 「私、ビール苦手なんです。何か、そんな私でも飲めそうなビールありますか?」

 

と時々言われます。

 もちろん、怒ったり、説教したりしません(笑)。

 

 ビールが苦手な人って、大概はその苦みが原因であることが多いので、この僕ビール君ビールは、伝統的な日本のビールらしさがなく、その対極にある感じで、お勧めです。

 

 あと、苦みがなくフルーティと言えば、ヴァイツェンもお勧めですね。

 

 ベルギーのビールもそうですが、小麦麦芽が入ると、苦みが少なくフルーティなものが多いですので、そこから始めてみてください。

 

最後に

 

 私としては、僕ビール君ビール1杯目だとビールを飲んだ満足感が十分ではないので、3杯目以降に飲みたいなぁと思いました。

 

  ヤッホーブルーイングで1杯目と言えば、やはりインドの青鬼ではないでしょうか。

 既に飲んでいますが、またいずれレビューしたいと思います。

 

 

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進歩性の基本的考え方(13)【技術的思想ないし技術思想】

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技術的思想(技術思想) ※私見(諸説あり)

はじめに

 

 今回は、進歩性の基本的考え方(13)として、技術的思想(技術思想)をテーマにしたいと思います。

 

技術的思想(技術思想)の意義

 

 進歩性判断の文脈でも、裁判例などで、時々「公知文献は、特許発明とは技術思想が異なるから進歩性あり」的な文章も見かけますよね。

 

 技術的思想(技術思想)っていったい何でしょう。

 

 私も仕事をしている中で、技術的思想ないし技術思想をテーマにした論文を見かけたことがあり、「おっ、これは!(何か知見が得られるかも!)」と思い、ちょっと読んでみた記憶があるのですが、ピンときませんでした(笑)。

 

 ですので、私が以下で書く内容は全くの私見です。

 

 どうも、上記論文では技術的思想(技術思想)の意義は諸説あるようなので、私見を勝手に述べても良さそうな気がしています。

 

 なお、世間では、技術的思想と技術思想という2つの用語が混在して登場するように思われますが、違いがよく分かりません。調べるのも面倒なので、とりあえず同じものだとみなして、以下、技術的思想という用語を使うことにします。

 

技術的思想についての私見

 

 技術的思想という用語は、特許法2条1項発明の定義に出てきます。

 

 「この法律で『発明』とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの

  をいう。」

 

 数少ない暗記している条文の一つです。

 

 ちなみに、ドイツのLL.M.(ロースクール)で、「発明の定義を設けるとしたら、どのように定義するか?」という問いが出ました。

 諸外国は、発明の定義を設けているところはほとんどありません。

 日本人の学生は、皆、自然と日本の発明の定義とその説明を書いてしまいますよね・・・(笑)。試験の時間中に新しい発明の定義を考えてみようなんて余裕はありません(笑)。

 

 さて、条文では、発明=技術的思想の創作と書いてあるように読めることから、技術的思想とは、「創作の前段階で(創作にまでは至らない)、発明より上位概念的なもの」かなぁという気がします(なお、発明=技術的思想とする考え方もあるようです。)。

 

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技術的思想(技術思想) ※私見(諸説あり)

 

 つまり、

 ① まず、理想的には、課題というものがあって、

 ② その課題を解決するための(具現化されていない抽象的な)アイデアがあって、

 ③ そのアイデアを具現化したもの、

 

 ここで、②が技術的思想で、③が発明という理解をしています。

 

 概念のレベル(左ほど上位概念=抽象的で、右ほど下位概念=具体的)でいうと、

 

 ①課題 ⇒ ②技術的思想 ⇒ ③発明 ⇒ ④実施例 ⇒ ⑤発明品(実施品)

 

という感じです(上記スライドのイメージを参照)。

 

 私の大好きな鉛筆の例でいうと、

 

 ①課題・・・(従来技術)円形断面の鉛筆では、机から転がり落ちてしまうので、

       転がり落ちないようにしたい

 

 ②技術的思想・・・A:断面形状を工夫してみよう。

          B:鉛筆表面の摩擦係数を上げてみよう。

 

 ③発明・・・Aを具現化したものとして、

       a-1:断面が正多角形の鉛筆、あるいは、

       aー2:(より広いクレームとして、)平坦面を有する鉛筆。

   

 ④実施例・・・断面が正六角形の鉛筆など。

 

 ⑤発明品実施品)・・・「現物の」六角形鉛筆

 

という感じです。

 以前の記事で、進歩性判断のイメージ(山登り)の記事を書きましたが、この山登りのルートが、

 

 従来技術 ⇒ ①課題 ⇒ ②技術的思想 ⇒ ③発明(⇒④実施例⇒⑤発明品)

 

に相当します。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

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進歩性判断のイメージ

 

 以前の記事で、進歩性判断において、公知発明同士の課題の共通性のみならず、本件発明の課題もある程度考慮している点を説明しました。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

 そうすると、課題と発明との間に位置する技術的思想についても、本件発明と公知文献とでは共通性があった方がよく、逆に、真逆の技術的思想だったりすると、公知文献足りえないという判断も出てくるわけです。

 

弁理士は、技術的思想を捉えている

 

 発明者が、出願するために弁理士のころへ持ってくるのは、通常、

 前述の⑤発明品(実施品)つまり実物のレベル、あるいは、④実施例のレベルです。

 

 これに対し、弁理士が出願するための考えるクレームは、③発明で、明細書に、サポートとして④実施例を書きます。

 

 しかし、③発明の、良いクレームを書くためには、②技術的思想を捉えている必要があります(①課題は、発明者が説明してくれるものかもしれません。)。

 

 (従来技術が円形断面しかないという)鉛筆の仮想事例で言うと、まず、発明者が、弁理士のところへ六角形断面の鉛筆を持ち込んで、出願してくれというわけです。

 

 ここで、弁理士は、単に「六角形断面の鉛筆」、あるいは、これを形式的に上位概念化した、「aー1:断面が正多角形の鉛筆」をクレームとするだけでなく、本件の「①課題⇒②技術的思想」、つまり、「転がり落ちないように、A:断面形状を工夫する」という点を適切に捉えて、断面形状を転がり落ちない断面形状として最上位の概念の一つとして、「aー2:平坦面を有する鉛筆」も発明足り得るということにまで思い至り、より広いクレームを書くことができるのです。

 

 もっとも、前述の例で言えば、「B:表面摩擦係数を変える」という技術的思想は、もはや断面形状を工夫するというのとは別の技術的思想になりますので、これをクレームに書くとなると、発明者は、もはや弁理士さん自身ということになりそうですね(笑)。

 

 この点については、以前記事にしました。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

 

最後に

 

 技術的思想(技術思想)というのは、発明(多角形断面の鉛筆)が創作という比較的具体的なものであるに対し、より抽象的なアイデア(転がり落ちないための断面形状の工夫)という気がしています。

 

 つまり、技術的思想(技術思想)とは、課題と発明との間にある抽象的概念ですね。

 

 もっとも、「発明=技術的思想」と論じるものも多く、そちらが正しいのかもしれませんが、私の理解は上述のとおりです。

 

 (必須ではありませんが、)進歩性判断の文脈で、技術的思想を敢えて登場させるとすると、本件発明の課題とほぼ同様の位置づけで論じられることになるのでしょう。

 

 つまり、本件発明と公知文献との技術的思想があまりに異なると、当該公知文献からは進歩性欠如の判断を導けない(あるいは、公知文献の適格性なし)ということになるのでしょう。

 

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自分史(幼稚園~小学校低学年)

 

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リンダーホフ城の公園

 

はじめに

 

 「特許×ビール×宇宙×刑事」というタイトルのブログで、特許や、ビールや、宇宙や、刑事の話題の記事を書いてきました。今年も一応そのつもりです。

 

 一方で、このブログの目的として、「自分がどう生きてきたか」を残すこともありますので、ブログを始めて半年を過ぎ、自分史を少しずつ書いていこうと思います。

 

 決して美化せず、ありのまま書きたいと思います。

 ただ、当時のことを、今都合よく解釈している点はあるかもしれません。

 

幼稚園~小学校低学年のころ

 

最初のころは幼稚園に行けず・・・

 

 正直なところ、幼稚園の記憶はほとんどありません。

 

 しかし、親から何度も聞きましたが、私が、幼稚園行きの「黄色いスクールバス」が来ると泣き叫んで、乗らなかったそうです

 そのため、最初の1年(年少さんのとき)は、ほとんど幼稚園に行けなかったそうです。

 

 当時の親は、私を幼稚園に行かせるのに大変だったと思います。小さい頃とはいえ、大変な迷惑をかけました。

 

 なぜ、嫌だったのか覚えていません。園長先生の記憶はわずかにありますが、担任の先生や友達の記憶も全くありません。

 幼稚園に行くことが嫌いだったのか、それとも、黄色いバスに乗ること自体が嫌いだったのか・・・。

 

 でも何となく、集団の中へ行くのが嫌だった(怖かった)のではないか、と今振り返って思います。

 

 年中・年長の頃は、多分普通に幼稚園に行ったと思います。

 

ものすごく大人しい子ども

 

 小学校での自分は、一言で言うと、(外では)「とても大人しい子ども」だったと思います。

 

 口数もすごく少なかったと思います。

 

 集団の中で発言をするといったことが、ほとんどできませんでした。

 

 呼ばれて「はい。」というのも大変苦痛でした。

 

 しかし、家ではごく普通に話しをしますし、親に対しては、大人しくも何ともなかったと思います。

 

集団行動が嫌い

 

 それから、小学校へ行くこと自体は嫌いではなく、ちゃんと行っていましたが、とにかく、集団行動が嫌いでした

 

 ですので、普通の国語や算数のように、座って授業を聞いているだけのときは、集団行動の要素が小さいので、特に問題ないのですが、体育や文化祭や運動会のように、まさにグループや集団で何かをするというのが、何より嫌でした

 

 行進・・・

 なんで、人と揃えなきゃいけないんだ・・・。

 なんで、揃わないと怒られるんだ・・・。

 ついでに、なんで、冬なのに半ズボンなんだ・・・。

 

 もちろん、決して口には出しませんでした。

 とにかく大人しくしていました。

 

 今でも、集団行動が嫌だったことは、はっきりと記憶に残っています。

  

体育が嫌い

 

 集団行動が嫌いなこともあり、体力もあるわけではないので、体育が大嫌いでした。

 あと、音楽も、図工も、国語も、嫌いでした。

 

 かといって、後の科目が特段好きということもなく、多分、みんなやってるからやっているという感じでした。

 

 なぜか、算数は得意でした。親が何かやってくれたのかもしれません。親のおかげだと思います。

 

もの凄い心配性で、もの凄いネガティブ

 

 もの凄い心配性で、もの凄いネガティブです。

 忘れ物がないか、何度も見直すような性格です。

 常に最悪のシナリオを考えています。

 

 今でも、その性格は存分に残っています。

 

 この性格は、へたをすると非常にマイナスな性格です。

 常に落ち着かないし、精神不安定だし・・・。

 

 しかし、私にとってかけがえのない性格の一つです。

 はっきり言って、この性格のおかげで今の自分あると思っています。

 

 この性格で良かったと今では思っています。

 

 また、別の機会に書きたいと思います。

 

友だち

 

 各学年毎に、1人、2人程度の親しい友だちがいました。

 でも、誰とでも仲良くなれるわけではありませんでした。

 

 3月生まれで、他の子どもと比べて体が小さかったこともあり、一部の同級生については「怖い連中だなぁ」と思っていたくらいでした。

 

 集団行動が苦手なので、クラスの中心にいることはなく、常に端っこに居ました。

 

いじめ

 

 そして、小学校2年生くらいのときに、高学年の子からいじめられました

 

 これもほとんど記憶がありませんが、高学年と(私と同学年の)2年生がドッジボールをして遊んだりしたのですが、私だけ除け者にされていました。

 

 「なんで自分だけ除け者にされるんだろう・・・。」

 

という気持ちはありました。原因は、おそらく、私が大人しすぎて、ちゃんと高学年の子どもとコミュニケーションが取れなかったことではないかと思います

 

 自分が親に相談したのか(あまり記憶にない)、親や先生が介入したのは記憶していますが、結局、誰にいじめられたのかなども自分ではっきりと言えず、うやむやのまま終わってしまったように記憶しています。日が経つにつれ(上級生が卒業していなくなったからでしょうか)、いじめは自然になくなりました。

 

 除け者にされて、一人で、寂しく座って、他の子どもがドッチボールをしているのを見ていた記憶は残っています。

 

寂しがり屋だけど、一人で居るのが好き

 

 しかし、その寂しいという気持ちと同時に、「一人って楽でいいなぁ」という気持ちがあったことも覚えています。

 

 矛盾しているようですが、一人は寂しいが、(集団行動をしなくてもよい状態は)心地良い、とも感じたのでしょう。

 

 この性格は、今でも強く残っています。

 

 確かに、「一生一人で寂しく生きていけ!」と言われれば辛いですが、一方で、人から干渉されず、「なるべく一人でいたい」という気持ちも強いです。

 

 実は、1週間のうち、5日は1人で過ごし、2日だけは他の人と過ごす、というのが理想かもしれません。

 

 今、ほとんどの食事は、1人で食べます。

 まぁ、ビール紀行を見て頂いている限り、1人旅が多いことも分かって頂けるかと思います。

 

最後に

 

 (外面だけですが)大人しく、集団行動が苦手、口数が少なく、いじめられるほどでした。

 今もそうですが、心配性でネガティブです。

 

 私は、紆余曲折の後、結局、弁護士の仕事を選びました。

 

 集団行動が苦手というのは、弁護士にとってデメリットはほぼ皆無です。むしろ一匹狼型の仕事ですので、大変向いています。

 

 一方で、口数が少ないのは、弁護士としては致命的です。

 しかし、まぁ、年をとって、おっさんになれば、大人数の中で、割り込んで平気で発言することも、自然と何とも思わなくなり、平気になりました。

 

 小学校の時の性格を見る限り、(集団行動が嫌い以外は)弁護士に向いているとはとても思えませんが、それでも弁護士として今普通にやっていけているので、人生何とかなるのかもしれません。

 

 でも、今現在も、大人数の飲み会は嫌いで、やっぱり、1人や少人数で飲むのが好きです。

 

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2020年の総括

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王冠

 

はじめに

 

 2020年最後の日ですので、今年を振り返って得点を付けたいと思います。

 

健康(70点) 

 

 まぁ、合格点ではないかと思います。

 

 (+)特に、大きな病気・怪我はなし。

 (+)多分コロナには罹患せず(少なくとも、症状なし)。

 (+)尿酸値は7.8だった。 ※去年よりは下がった。

 (-)持病が悪化した。 ※死に至る病ではないが内緒。

 (-)ストレスによる体の異変が結構出た。

 (-)老眼が始まった。

 

仕事(80点)

 

 今年は、コロナにも関わらず、激務でしたが、色々勉強できて良かったと思います。

 

 (+)事務所でパートナーになった。

 (+)7月から、某企業の知財部での契約審査業務を始め、色々勉強できた。

 (+)大きな特許関連訴訟について、何とか今年分を処理できた。

 (+)刑事事件も、概ね良く対応できた。

 (-)コロナで一時期仕事が減った。

 (-)事務所の仕事と某企業の知財部とを両立させるべく、激務だった。

 (-)宇宙関係のことがあまりできなかった。

 

娯楽(50点)

 

 まぁ、コロナなので、ドイツも行けず。仕方ありませんね。

 でも、日本の(地)ビールを色々と楽しめて満足でした。

 

 (+)日本の地ビールを色々味わえた。

 (+)八蛮など、居心地の良い場所を見つけ、時々訪れることができた。

 (-)ドイツへ行けなかった。

 (-)旅行などが制限された。

 

プライベート(15点)

 

 ここで具体的な内容を書くようなことではありませんが、ほぼ最悪でした。

 人生中々うまく行きませんね。

 来年は、少しでも向上すると良いのですが、その気配すらありません・・・。

 まぁ、ひたすら耐えていくのでしょうね。 

 

 (+)ブログを始めた。

 (-)人間関係

 

最後に

 

 今年は、コロナで非常に特殊な年になりました。

 

 良い年だったか悪い年だったかと言われれば、悪い年でした。

 

 私の今年の漢字は「」です。 ※毎年同じ漢字になりそうですが・・・。

 

 各項目の点数がバラバラ過ぎるので、総合得点が付けにくいですね。

 強いて言えば、50点でしょうか。

 

 でも、いつも自分に言い聞かせていますが、不運な世代(受験戦争⇒就職氷河期⇒今はリストラ対象世代ですね)であるにも関わらず、田舎から東京へ出てきて、大学生の頃から45歳になるまで、東京で何とか自分で生活を維持できているだけで十分幸せだと思います

 まぁ、不運な世代なので、いつ転ぶか分かりませんが・・・。

 

 私のブログを読んでくださった方、ありがとうございました。

 来年も頑張りましょう。

 来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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ビール紀行(日本・銀座-八蛮[銀座地ビール])2020年最後

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ヴァイツェン

 

はじめに

 

 今回は、私にとって今年最後(12月25日)の八蛮について記事にしたいと思います。

 

 まだ勤務日は残っていたのですが、大きな裁判所へ提出する書面も提出して、

ホッとひと段落しましたので、ゆっくりとヴァイツェンを飲みにやってきました。

 

 八蛮は、銀座にある醸造所で、ヴァイツェンエールなどを醸造したものを飲めます。

 以前から何度か記事にしています。

 

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

 ビールやソフトドリンクが飲み放題、コース料理で、2時間5000円くらいです。実は正確には知りません。

 

 日本酒や焼酎もあります。飲み放題には含まれるものと含まれないものがあるようですが、私はビールがメインなので、詳しくは分かりません。

 

ヴァイツェン

 

 冒頭の写真にあるヴァイツェンが定番です。

 

 私は、結構ビールを飲むことが知られているので、1人で行ってもピッチャーで出てきます(笑)。

 この程度は、飲み干します。

 

コース料理

 

 定番の料理もありますが、何が出て来るのか分かりません。

 

 自分が普段食べないようなものも出して頂けるので、新しい発見があり、嬉しいです。

 

 写真にありませんが、最初に、輪切りフランスパン明太子マヨネーズ(?)のディップが出てきます。

 

 明太子マヨネーズで、ビールを飲むピッチを最初から爆上げするためだと思われます。

 スターターというよりは、スカイロケットというのがふさわしいかもしれません。

 

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ジャーマンポテト

 

 上の写真のジャーマンポテトは、定番な気がします。

 

 これも、ビールとの相性が良すぎますが、お腹が膨れてしまいます。

 

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スペイン風オムレツとこんにゃく

 

 オムレツ、味の染みたこんにゃくも、時々出てくる気がします。

 この時点で、(ビールを既に数杯飲んでいることもあり、)お腹が一杯な状況になってきます。

 

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あん肝

 

 あん肝。

 

 自分自身の普段のメニューの中には含まれていない食材です。 

 

 しかし、非常にクリーミーで美味しいですね。新たな発見です。

 

 

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生ハムサラダ

 

 生ハムサラダはさっぱりして良いですね。

 口の中がクリアになって、再び、料理が食べれそうな気がしてきます。

 お腹は大分張ってきていますが・・・。

 

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おでん(厚揚げとカブ?)

 

 だいぶ寒くなってきて、だいぶ染みている、おでんが出ました。

 これも、ビールに合いますね。

 

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エール(黒)

 

 ここで、ヴァイツェンを飲み干し、エール(黒)を頂きました。

 

 ヴァイツェンは常にあるような気がしますが、エール(黒)は醸造したタイミングである場合とない場合があるかもしれません。

 

 この日は、ありましたので、ラッキーでした。

 

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トリッパ(ハニノス)の煮込み

 

 いよいよ、メインだと思いますが、トリッパ(ハチノス)です。

 これは、歯ごたえも、味付けも絶品です。

 多分、パスタとかにしてもおいしそうです。

 

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グラタン

 

 もう、お腹に入らなさそうですが、グラタンが出ました。

 私は、チーズ大好きなので、最後までお腹に押し込めました。

 

 「よく、全部食べたね~。」

 

とお店の方に褒めてもらえました。

 

 今日は、お腹を空かせて行ったので、何とか完食です。

 ピッチャー2杯分のビールも。

 

 余談ですが、私は、実家が農家でしたし、学校でも小学校のときから食べ物をちゃんと残さず食べるよう厳しく教育されたので、ご飯を残せません

 

 なので、お腹が一杯でも何とか食べきってしまいます。

 

 今日は、特別にデザート(内緒)も頂きました・・・。

 

最後に

 

 また、コロナのせいで、お店の営業時間は時短です。

 んー。コロナしつこいですね。

 変異種とかニュースで見ると、もはやSFの世界(他人事)のような気がしてしまいますが、現実です。

 

 八蛮も、他の飲食店も、誰もがコロナに負けず、是非頑張ってもらいたいです。

 心から応援していますし、仕事の合間を縫って、応援に向かいます。

 

 

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刑事事件-今年の総括

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                Neues Schloss Schleißheimの庭園



はじめに

 

 今回は、今年最後の刑事事件の記事ということで、今年受任した刑事事件(の思い出深い事件)の総括をしたいと思います。

  

邸宅侵入被疑事件

 

 邸宅侵入被疑事件というと「邸宅?」と思われるかもしれませんが、まぁ、住居侵入罪と同じようなものです。マンションの共用部分に無断で入り、(しかもちょっと騒いで、)逮捕・勾留されました。

 

 実質は、別れ際の男女の揉め事のような内容で、緊急時代宣言が出る出ないの頃にも関わらず、被疑者のお父様と一緒に、県外の被害者まで伺って示談をし、無事、起訴されずに釈放されました

 

 そもそも、邸宅侵入(住居侵入)罪だけで、逮捕・勾留というのは、捜査機関がやり過ぎのような気がしましたが・・・。

 

覚醒剤取締法違反事件

 

 一審判決(実刑)を受けた被告人の覚醒剤取締法違反事件(国選事件、自白事件)について、控訴審から受任しました。

 

 被告人が深刻な病気をお持ちであったため、こりゃ大変だと、慌てて保釈請求をし、控訴審にも関わらず(※控訴審ではなかなか保釈は認められません)、無事保釈決定が出て、保釈が認められました。

 

 自白事件なので、量刑不当で減刑を目指しましたが、減刑はなりませんでした。

 

 しかし、(上告審は担当できませんでしたが、)上告審においても、保釈請求が認められました。

 

 ご本人やパートナーの方に、大変感謝されました。

 

 減刑実刑回避)という良い結果は出ませんでしたが、2回保釈が認められ、誠実に対応しましたので、大変感謝されました。

 

 下記記事で、ちょっと触れました。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

詐欺被告事件

 

 控訴審から受任した詐欺被告事件(国選事件)です。

 いわゆる特殊詐欺系ではありません。

 

 全面否認で、被告人と何回も主張内容について話し合い、書面(控訴趣意書)を直し合い、無罪を目指しましたが、なりませんでした。悔しいです。

 

 正直なところ、事件の最初から、つまり、一審から受任して関係者の証人尋問をしたかった(その上で、無罪を目指したかった)なぁと思いました。

 

 残念な結果でしたが、大変感謝され、本事件以外の仕事(民事)も依頼されましたが、残念ながら費用が折り合いませんでした。

 

 残念な結果にも関わらず、被告人の方から、新しく依頼をして頂けるというのは、弁護士としては(信頼されているという意味で)大変うれしい限りです。

 

 実際、受任にまで至らないことの方が多いですが・・・。

 それでも、刑事事件関係で、過去2回、相続事件を担当させて頂いたこともあります。

 

強制性交等被疑事件

 

 強制性交等(昔の強姦罪)被疑事件で、逮捕段階から受任しました。私選事件です。

 

 一部否認事件でしたが、20日の満期の直前に、被害者と示談が成立し、不起訴となりました

 

 示談が成立していなければ、ほぼ間違いなく起訴されていたであろう事案で、(起訴されて勾留されたまま来年を迎えることなく、)今月(12月)中に無事不起訴で釈放され、ホッとしました

 

 夜遅くであったにも関わらず、被疑者とその奥様とご両親が、わざわざ事務所までお礼に来てくれました

 

 この件は、おそらく、今年1番大変な事件だったかもしれません。

 でも、頑張ると、その分感謝されて、嬉しいですね。

 

 これに懲りて、一から真面目に頑張って欲しいなぁと思います。

 

 本件自体ではありませんが、本件と関連して、以下の記事を書きました。

 

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最後に

 

 毎年のことですが、うまくいく事件もあれば、そうでもない事件もあります。

 

 うまくいかなくても、依頼者から感謝されるような活動をしたいですね。

 

 「先生があそこまでやってくれてダメだったんだから仕方ありません。

  ありがとうございました。

 

と言われるのは、悔しいですが、嬉しいことでもあります。

 

 正直なところ、①事務所で知財事件を扱い、②某企業の知財部で月10日間契約審査業務をし、それに加えて、③刑事事件の担当を続けるのは、正直ちょっと不可能に近いのですが、知力というよりは体力が続く限り、来年も1件でも2件でも頑張りたいと思っています。

 

 どの種類の案件よりも良い結果が出しにくいですが、でも、どの種類の事件よりも依頼者やその家族から感謝されますからね。

  

 

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