はじめに
ビール紀行の記事では、主に、ドイツに留学した際に訪問したビールにまつわるレストランなどを紹介しています。2016-2018年の思い出ですが、このご時世ですので、二度と行けないかもしれない場所です。思い出に浸るための記事ですね。
しかし、最近訪問した国内のビール紀行も記事にしようということで、今回のビール紀行は、東京の銀座にある八蛮という居酒屋さんです。
銀座と言えば、SUPPORO THE BARを紹介しました。下の記事です。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
八蛮は、銀座の端っこ、有楽町線の新富町から歩いてすぐのところです。
冒頭の写真や下の写真の店内の雰囲気を見てください。
骨董屋さんのような、私の実家の納屋のような、非常にごちゃごちゃとしていますが、懐かしい感じがして非常に落ち着きます。ですので、大変居心地が良く、サクッと飲むというよりは、長時間居てしまいます。
ビールにまつわるものもたくさん置いてあります。
銀座にあるビール醸造所併設の居酒屋
この居酒屋は、ただの居酒屋ではありません。ビール醸造所併設の居酒屋です。
何と、銀座にビール醸造所があるのですよ。最近まで知りませんでした。
マスターが、ヴァイツェンなどを醸造されています。凄いですね。
このブログの記事で頻繁に登場しますが、私は、ドイツで白ビール(ヴァイツェン、ヴァイスビア)を飲んで衝撃を受けました。こんなに味わいのある美味しいビールがあるのかと。大好きになりました。
でも、日本へ帰ってくると、ビールがみんな同じラガーで(これはこれで美味しいのですが)、ヴァイツェンがなかなかありません。
クラフト・ビール(地ビール)でいくつか売っていますが、高い。ドイツ料理屋さんにもヴァイツェンが置いてありますが、高い! 500mLで1500円~2000円ぐらいしたりします。
日本でも、ヴァイツェンをたくさん飲みたいなぁと思っていました。
ネットで色々調べてたら、事務所からも比較近い、この居酒屋を発見しました。コロナ騒動の少し前の時期くらいです。早速行ってみて感激し、時々通っていたのですが、コロナで自粛。その後、再開してからも、3回ほど行きました。
料理もコースで出てきて、2時間で、トータル5000円くらいです。
安すぎますよね。
席に着くと、私の父親くらいのマスターが(ビール醸造家でらっしゃるので、マイスターと呼ぶべきかもしれません)、「ヴァイツェン飲む?」とか言って、ピッチャーで持って来てくれます。上の写真のような感じです。
一人で行っても、(私がたくさん飲むのを知っていますので、)ピッチャーで出してくれます。下の写真も、一人で飲んでいるときのものです。
最近は、コロナのせいで、他の人と飲みに行く(飲みに誘う・誘われる)のも躊躇される状況です。ですので、ずっと1人で訪問します。
ビールは、白と黒のハーフ・ハーフにしてみたりもします。
ヴァイツェンは、苦みは少なく、 ほんのり甘酸っぱく、炭酸は少なめ。普段、ラガービールしか飲んでいない人は、ぜんぜん違うビールを体験できると思います。
料理は、完全お任せコースです。初めて行ったとき、若い人でもお腹が一杯になるくらいの量が出てきます。
ですので、2回目の訪問からは、「料理は少しでお願いします!」と言っています。
そうでないと、料理でお腹が膨らんでしまい、肝心のビールを飲めなくなってしまいますので。
マスターは、来たお客さん全員に頻繁に話しかけて回ります。一緒に飲んだりもします。私とは、もっぱら、ヨーロッパの話題です。マスターもヨーロッパにいらっしゃったので。
マスターのお誕生日の際などには、ピアノやサックスの演奏が入り、大勢のお客さんで盛り上がります。
何か、東京とは思えない、感じの良いお店ですね。人間は、何か、居心地の良い場所を何か所か持っていると、心が落ち着きますね。東京にはあまりありませんが。
八蛮も、他のレストラン同様、コロナのせいで大変だとは思いますが、何とか踏ん張ってもらいたいです。
最近は、私、事務所での仕事と企業の知財部での仕事を掛け持ちしている関係で、移動も多く、異常に忙しいため、なかなか飲みに行けません。んー。
おまけに、昨日は、東京で300人近い新規感染者が出ています。
あー、これからどうなるのか・・・。
まとめ
銀座の端っこで、醸造されたヴァイツェン・ビールが飲み放題。コース料理付きで2時間5000円くらいです。近くの方は、是非、飲みに行きましょう。
もし、私に会ったら、(多分、一人で飲んでいますので、)是非、声をかけてください。