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理系弁護士・弁理士。特許、知財、宇宙、ビール、刑事事件がテーマです。

自分史(中学入学後の初めての定期試験)

はじめに

 

 ものすごく久しぶりにブログ書きます。

 最近は、訴訟(仕事)などで忙しく、ブログから遠ざかっていました。

 ふと、過去(中学1年生)の記憶を思い出し、ちょっと残しておこうと思ったので書くことにしました。

 

 下記のようなブログは、「人生」タグで、色々書こうと思いましたが、なかなか記事は増やせませんね。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

中学入学後の初めての定期試験

 

担任との最初の面接

 

 前提として、私は、私立の6年生の中学に入学しました。といっても、田舎の出身で、(電車に乗らなくても行ける)地元に1つしかない私立中学です。

 

 当時の偏差値は確か50くらい(最近聞いた、Sapix偏差値だと多分38~40くらいかと思います)の私立中学です。

 

 自分は6年生から1年間、地元の中規模の受験塾に行って、当時の平均偏差値は60くらいでした(東京のSapix偏差値だと多分50くらい)。

 

 電車に乗れば、少し偏差値の高い私立中学(県では一番で、偏差値は60くらい。Sapix偏差値だと50くらい)があり、その学校にも何とか合格できそうでしたが、田舎の私にとっては、中学に電車に乗って通うなんて面倒なことは論外でしたし、何より、そこは男子校で坊主でした(笑)。今は坊主にする必要はないようです。

 

 前置きはそれくらいにして、無事、地元の私立中学に合格できました。

 

 <以下、40年近く前の記憶なので正確ではないかもしれませんが、強い思い出なので、比較的記憶として鮮明に残っています。>

 

 最初に、担任(多分30代くらいの男性)との個人面談がありました。その際に、「どうして公立じゃなく、私立の中学に来たのか。」と聞かれました。

 

 私は「近かったから。」と答えました。

 

 当時は、人と話をするのが苦手で、あまりペラペラとしゃべれませんでした。ましてや、中学に入学して、30代くらいの男性の担任で、少し怖そうで恐縮していました。

 

 本当は、「自分が家から通える一番近い私立中学ですし、勉強をしっかりしたいと思って、公立ではなく私立に入学した。」という趣旨で答えたつもりでしたが、言葉足らずで、単に「近かったから。」と答えてしまったのです。

 

 その担任は、物凄く不愉快そうな顔をし、「おまえ、そんなんでは、私立でついていけへんぞ。そんな甘い気持ちで、うちの学校に来たのか。ついてけないぞ。近い学校なら、家にもっと近い公立中学があるだろ。」という趣旨のことを言われました。

 

 今思えば、ちゃんと自分の答えの意図をちゃんと伝えるべく、言い返せばよかったのでしょうが、人と話すのが苦手で、ペラペラもしゃべれなかったので、何も言わず、黙って下を向いていました。

 

 担任の先生も、何の悪気があったわけでもなく、私立だと勉強大変だろうから、しっかりやれよと、発破をかけただけだったと思います。

 

 しかし、当時の私は、物凄い怒りにうち震えていました。なんでそんなこと言われなければならないんだと思いました。今にして思えば、言い返せなかった自分の内気な性格に対しても、腹が立っていたのかもしれません。

 

最初の定期試験

 

 私の中学の最初の定期試験の準備(勉強)は、その激しい怒りが動機であり、原動力でもありました。

 

 今思っても、人生の中で、怒りを原動力として試験勉強をした記憶はありません。おそらく、最初で最後でした。

 

 皆様予想通りかと思いますが、定期試験の成績は、クラスで断トツの1位でした。分布表が配られましたが、私がエラーデータのような位置の高得点でした。

 怒りから勉強したとはいえ、成績が良かったのは素直に嬉しかったです。

 

その後の三者面談

 

 担任と母親と私で三者面談がありました。確か、私の家で、母が、自家製のしそのジュースを出していました。よく憶えています。

 

 担任は、(親の前ということもあり、)終始にこやかで、「小林くんは、勉強もしっかりして、成績もよくて、素晴らしいですね。」といった感じでした。

 

 私は、その対照的な態度(落差)も、当時は納得できませんでした。ピクリとも笑顔にならなかったです。

 

 ただ、「なら、前言撤回しろ、前言撤回しろ、前言撤回しろ、…」と心の中で繰り返していました。そのときは、ほとんど発言しなかったと思います。

 

最後に

 

 自分が内気で、性格も良くなかったことを自白するようなものですが、今だに忘れられない思い出なので、残そうと思いました。

 

 最近、妙な「怒り」を感じるようになって、年をとったのか、今置かれている状況のせいか、とも思いますが、「怒り」を感じるようになって、このエピソードを思い出しました。

 

 でも、このアクシデントのおかげで、その後も、勉強できるキャラを維持しなければ的な感じで、惰性で勉強を頑張り続け、何とか今に至るので、結果的によかったと思いますし、感謝もしています。

 

 しかし、当時の「怒り」は今も忘れない記憶です。

 何の役にも立たない記事内容ですいません。

 

 

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