はじめに
「特許×ビール×宇宙×刑事」というタイトルのブログで、特許や、ビールや、宇宙や、刑事の話題の記事を書いてきました。今年も一応そのつもりです。
一方で、このブログの目的として、「自分がどう生きてきたか」を残すこともありますので、ブログを始めて半年を過ぎ、自分史を少しずつ書いていこうと思います。
決して美化せず、ありのまま書きたいと思います。
ただ、当時のことを、今都合よく解釈している点はあるかもしれません。
幼稚園~小学校低学年のころ
最初のころは幼稚園に行けず・・・
正直なところ、幼稚園の記憶はほとんどありません。
しかし、親から何度も聞きましたが、私が、幼稚園行きの「黄色いスクールバス」が来ると泣き叫んで、乗らなかったそうです。
そのため、最初の1年(年少さんのとき)は、ほとんど幼稚園に行けなかったそうです。
当時の親は、私を幼稚園に行かせるのに大変だったと思います。小さい頃とはいえ、大変な迷惑をかけました。
なぜ、嫌だったのか覚えていません。園長先生の記憶はわずかにありますが、担任の先生や友達の記憶も全くありません。
幼稚園に行くことが嫌いだったのか、それとも、黄色いバスに乗ること自体が嫌いだったのか・・・。
でも何となく、集団の中へ行くのが嫌だった(怖かった)のではないか、と今振り返って思います。
年中・年長の頃は、多分普通に幼稚園に行ったと思います。
ものすごく大人しい子ども
小学校での自分は、一言で言うと、(外では)「とても大人しい子ども」だったと思います。
口数もすごく少なかったと思います。
集団の中で発言をするといったことが、ほとんどできませんでした。
呼ばれて「はい。」というのも大変苦痛でした。
しかし、家ではごく普通に話しをしますし、親に対しては、大人しくも何ともなかったと思います。
集団行動が嫌い
それから、小学校へ行くこと自体は嫌いではなく、ちゃんと行っていましたが、とにかく、集団行動が嫌いでした。
ですので、普通の国語や算数のように、座って授業を聞いているだけのときは、集団行動の要素が小さいので、特に問題ないのですが、体育や文化祭や運動会のように、まさにグループや集団で何かをするというのが、何より嫌でした。
行進・・・
なんで、人と揃えなきゃいけないんだ・・・。
なんで、揃わないと怒られるんだ・・・。
ついでに、なんで、冬なのに半ズボンなんだ・・・。
もちろん、決して口には出しませんでした。
とにかく大人しくしていました。
今でも、集団行動が嫌だったことは、はっきりと記憶に残っています。
体育が嫌い
集団行動が嫌いなこともあり、体力もあるわけではないので、体育が大嫌いでした。
あと、音楽も、図工も、国語も、嫌いでした。
かといって、後の科目が特段好きということもなく、多分、みんなやってるからやっているという感じでした。
なぜか、算数は得意でした。親が何かやってくれたのかもしれません。親のおかげだと思います。
もの凄い心配性で、もの凄いネガティブ
もの凄い心配性で、もの凄いネガティブです。
忘れ物がないか、何度も見直すような性格です。
常に最悪のシナリオを考えています。
今でも、その性格は存分に残っています。
この性格は、へたをすると非常にマイナスな性格です。
常に落ち着かないし、精神不安定だし・・・。
しかし、私にとってかけがえのない性格の一つです。
はっきり言って、この性格のおかげで今の自分あると思っています。
この性格で良かったと今では思っています。
また、別の機会に書きたいと思います。
友だち
各学年毎に、1人、2人程度の親しい友だちがいました。
でも、誰とでも仲良くなれるわけではありませんでした。
3月生まれで、他の子どもと比べて体が小さかったこともあり、一部の同級生については「怖い連中だなぁ」と思っていたくらいでした。
集団行動が苦手なので、クラスの中心にいることはなく、常に端っこに居ました。
いじめ
そして、小学校2年生くらいのときに、高学年の子からいじめられました。
これもほとんど記憶がありませんが、高学年と(私と同学年の)2年生がドッジボールをして遊んだりしたのですが、私だけ除け者にされていました。
「なんで自分だけ除け者にされるんだろう・・・。」
という気持ちはありました。原因は、おそらく、私が大人しすぎて、ちゃんと高学年の子どもとコミュニケーションが取れなかったことではないかと思います。
自分が親に相談したのか(あまり記憶にない)、親や先生が介入したのは記憶していますが、結局、誰にいじめられたのかなども自分ではっきりと言えず、うやむやのまま終わってしまったように記憶しています。日が経つにつれ(上級生が卒業していなくなったからでしょうか)、いじめは自然になくなりました。
除け者にされて、一人で、寂しく座って、他の子どもがドッチボールをしているのを見ていた記憶は残っています。
寂しがり屋だけど、一人で居るのが好き
しかし、その寂しいという気持ちと同時に、「一人って楽でいいなぁ」という気持ちがあったことも覚えています。
矛盾しているようですが、一人は寂しいが、(集団行動をしなくてもよい状態は)心地良い、とも感じたのでしょう。
この性格は、今でも強く残っています。
確かに、「一生一人で寂しく生きていけ!」と言われれば辛いですが、一方で、人から干渉されず、「なるべく一人でいたい」という気持ちも強いです。
実は、1週間のうち、5日は1人で過ごし、2日だけは他の人と過ごす、というのが理想かもしれません。
今、ほとんどの食事は、1人で食べます。
まぁ、ビール紀行を見て頂いている限り、1人旅が多いことも分かって頂けるかと思います。
最後に
(外面だけですが)大人しく、集団行動が苦手、口数が少なく、いじめられるほどでした。
今もそうですが、心配性でネガティブです。
私は、紆余曲折の後、結局、弁護士の仕事を選びました。
集団行動が苦手というのは、弁護士にとってデメリットはほぼ皆無です。むしろ一匹狼型の仕事ですので、大変向いています。
一方で、口数が少ないのは、弁護士としては致命的です。
しかし、まぁ、年をとって、おっさんになれば、大人数の中で、割り込んで平気で発言することも、自然と何とも思わなくなり、平気になりました。
小学校の時の性格を見る限り、(集団行動が嫌い以外は)弁護士に向いているとはとても思えませんが、それでも弁護士として今普通にやっていけているので、人生何とかなるのかもしれません。
でも、今現在も、大人数の飲み会は嫌いで、やっぱり、1人や少人数で飲むのが好きです。