理系弁護士、特許×ビール×宇宙×刑事

理系弁護士・弁理士。特許、知財、宇宙、ビール、刑事事件がテーマです。

ビール紀行(ミュンヘン→リガ経由→タリン⇔ヘルシンキ)その2

はじめに

 

 前回の記事から、タリン・ヘルシンキへのビール紀行をお届けしています。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

  既に、ミュンヘンラトビアのリガの空港ラウンジで2桁近い本数のビールを飲み、やや酔った状態で、タリンに到着しました。

 

タリン

 

 タリンはエストニアの首都です。

 エストニアバルト三国の一つで一番北にあり、海に面しています。

 旧ソ連から独立した国ですね。

 

 対岸には、次の目的地であるフィンランドヘルシンキがあります。

 

www.google.co.jp

 

 タリンについたのは夕刻。3月で真冬。しかも、天気が曇りで夕暮れ。

ということで、非常に暗い雰囲気の街に到着したイメージでした。

 

 日が暮れるまでは観光しようとブラブラしました。

 タリンは1日あれば、十分観光できそうなコンパクトな街です。

 ちなみに、ビザとかはいりません(2018年3月当時)。

 貨幣はユーロです。

 なので、気軽に旅行できます。

 言語は、エストニア語でしょうか。全く分かりません。

 

 タリン空港からは、トラムで市街まで移動しました(十数分だったと思います)。

 

 トラムに乗ることはできるのですが、お金の支払い方が分からず、困っていましたが、おじさんに助けてもらい、降りる場所まで丁寧に教えてくれました。

 

 旧ソ連の国なので、ちょっと怖い雰囲気のところかなと勝手に思っていたのですが、ぜんぜんそんなことはありませんでした。

 

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

 

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アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

 

 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、ロシア正教の教会だと思います。

 ロシアの雰囲気を味わえますね。

 少し中を覗いたのですが、おばあさんが、床に頭を擦り付けてお祈りをしていました。

 ちょっとキリスト教の教会とは、見た目も中の雰囲気も違いました。

 

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市庁舎広場(夕暮れ)

 

 市庁舎の広場に到着しました。

 ミュンヘンも含めた普通のヨーロッパの街と同じ感じです。

 やや寂しい感じもしました。

 夕暮れで、天気が悪いのと、それほど人がいなかったからかもしれません。

 でも、怖い雰囲気は全くありませんでした。

 ドイツの小さな街に来た感じでした。

 

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市庁舎広場(夕暮れ)

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Small Coastal Gate Bastion (要塞)

 

 ホテル近くの公園から見た要塞です。

 

最後に

 

 暗くなってしまって、しかも、この日はビール飲みすぎで、もうちょっとビールを飲める状況でもなかったので、ホテルにチェックインし、早々に寝ました。

 

 

  このブラボーホテルです。

 

www.braavohotel.com

 

 エストニア語は全く分かりませんが、ホテルでは英語も通じますし、(Booking.comで予約しましたが)何のトラブルもなく宿泊できました。

 このホテルは、子どもが遊ぶためのプールもあって、子どもがプールで泳いでいました。

 

 

 タリンでのビールは、また今度。

 今日は、ビールが登場しませんでしたね。すいません。

 

 明日は、タリン観光より先に、ヘルシンキに向かいます。

 

 

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ビール紀行(ミュンヘン→リガ経由→タリン⇔ヘルシンキ)

 

はじめに

 

 今回は、ものすごく久しぶりに海外のビール紀行です。

 2018年3月の旅行です。もう3年も前なんですね。

 

 私は、当時、ドイツのミュンヘンに住んでいたのですが、このビール紀行では、

 

  (ドイツ)ミュンヘン

 →(ラトビア)リガ ※ただし、経由地で空港だけですが、ビール飲みました。

 →(エストニア)タリン

 →(フィンランドヘルシンキ

 →(エストニア)タリン

 →(ドイツ)ミュンヘン

 

という旅行をしました。わずか2泊3日ですが。

 

 目的は、もちろん、ヨーロッパのビールと観光です。

 

ミュンヘン空港

 

 ミュンヘン空港に早朝到着し、プライオリティパスを使って、無料で、空港ラウンジで朝食を頂きました。

 早朝なので、お客さんはほとんどいません。

 ラウンジの方が暇を持て余したのか、丁寧に、ビールを持ってきてくれました。

 早朝ですが、ミュンヘンのビール、山ほど置いてあります。飲み放題です。

 旅行前から、酔っ払えますね。

 

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ミュンヘン空港のラウンジ

 

 写真は、エルディンガーヴァイスビアパウラーナーミュンヘナーヘルですね。

 チーズ、ハム、パンといった基本的なものは取り揃えられています。

 ちょっと写真から切れてしまっていますが、ドイツのプレッツェルもありました。

 

 プレッツェルって、ドイツにいるときは、あまりにも当たり前に売っていたり食べたりするものなのでその貴重さを感じませんが、帰国すると、プレッツェルが物凄く食べたくなりますが、そうそう手に入りません。高いですしね。

 

 そういえば、これまでドイツのビール紀行はたくさん紹介してきましたが、エルディンガーのビールも、パウラーナーのビールも出てこなかったかもしれません。

 また、いずれ詳しく紹介します。

 

 早朝から、無料で、旅行前に、こんな貴重なビールが飲み放題・食べ放題だなんて・・・。

 

 こんな良い時代は、もう、絶対に、一生、来ないでしょうね

 断言できます。

 ましてや、コロナ時代には。

 きっと、死ぬ前に思い出す素晴らしい光景の一つです。

 

 ちなみに、ビールに興味ない方でも、このラウンジは素敵でした。

 写真に写っているRitter Sportチョコが食べ放題でした。

 日本で買うと随分高いですよね。

 

 今は、きっと空港ラウンジは閉鎖しているんでしょうね・・・。

 

エア・バルティック

 

 エア・バルティックで、リガ経由で、タリンまで向かいました。

 

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エア・バルティック

 

 ラトビア(首都はリガ)の国営空港会社です。

 

 バルト三国(上からエストニアラトビアリトアニア)に行く際には、このエア・バルティックです。

 

 格安航空会社並みの値段です。はっきり覚えていませんが、往復で2万円台だったと思います。

 

リガ空港

 

 エストニアのタリンが目的地ですが、ラトビアのリガを経由します。

 数時間トランジットだったので、リガ空港を散策しました。

 

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リガ空港のレストラン

 

 こんな遠い国の空港に、日本のラーメン屋さんがあると思ったら、

名前がちょっと・・・。ギャングぐらいの単語の感覚で使っているのでしょうか。

 

リガ空港のラウンジ

 

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リガ空港のラウンジ

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リガ空港のラウンジのビール

 

 リガ空港のトランジットが長いので、ラウンジに行きました。これまた無料です。

 

 温かい食べ物も、スープも、ビールも、何でもありました。ヨーロッパでも随一のラウンジの充実度でした。何時間でも居れそうな快適なラウンジでした。

 

 ラトビアのビールは全く知りませんでしたが、写真の2本(実際には数本)を頂きました。

 言葉が全く分かりませんが、ラベルからして、黒ビールはポーターですよね。

 赤い方は、ダーク・アンバーでした。

 

www.cesualus.lv

 

 ホームページによると、1590年創業で、お城の中で始まったブリュワリーのようです。

 

 いずれもビールも、美味しかったです。

 

 また、行きたいですね。残りの人生では、無理かもしれませんが。

 

バルサ

 

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リガのアルコール

 

 ラトビアは、このバルサというのが有名なお酒のようで、ラウンジに置いてありました。

 味は、・・・ちょっとよくわかりませんでした。

 

bubukinoko.com

 

 上記の記事を拝見すると、ハーブのお酒で、良薬(?)だそうです。

 アルコール度数は45%。

 

 ラウンジには3種類あったので、せっかくなので、3種類頂こうかとも思ったのですが、1種類目で止めてしまいました・・・。

 

 日本で言えば、薬用養命酒といったところでそしょうか。私は養命酒は好きですが、このバルサムはちょっと、あれでした。

 

 どうも、ストレートではなく、コーヒーやら別の物に垂らして飲むのが正解のようです。

 

最後に

 

 次回は、エストニアのタリンに到着です。つづく。

 

 

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刑事事件-死刑制度

はじめに

 

  今回は、死刑制度についてです。ちょっとセンシティブな話題ではありますが、一弁護士がどう考えているかを述べたいと思います。

 

 最初に申し上げますが、私は死刑制度については大変不勉強です。死刑制度がない国があることや、国内でも様々な議論自体があること自体は知っていますが、その内容は詳しくは知りません。

 

 普段は、ただの特許実務をしているだけですからね。刑事弁護でも死刑が問題になるような事件は扱っていません。

 

  下記記事で、京都の弁護士さんが、日弁連(日本弁護士連合会)の死刑廃止決議について、無効を求めた訴訟のニュースがありました。

 

www.kyoto-np.co.jp

 

 普通の方から見ると、「何、この訴訟?」って感じでしょうか。

 

弁護士会と死刑制度廃止決議

 

 まず、弁護士って、日本弁護士連合会(日弁連)とどこかの地方の弁護士会(私の場合は、第二東京弁護士会)に必ず所属しなければなりません強制加入ってやつです。

 確か、お医者さんとの関係で、医師会は強制ではなく、任意加入だったかと思います。

 

 ですので、嫌でも、弁護士たる以上、日弁連とどこかの地方の弁護s会(たとえば私の場合、第二東京弁護士会ですが)に所属しなければなりません。

 なお、会費も結構高いのです。

 

 それを前提に、日弁連や様々な地方の弁護士会が、死刑制度反対の決議をしているわけです。

 

 人権を守る弁護士としては、人権侵害の際たるものである死刑、他国の中には廃止の動きがある、死刑の執行の仕方が残虐であるなど、人権規約や憲法を持ち出して、死刑制度は廃止すべきだと言ったところでしょうか。

 死刑制度廃止論者の正確な立論は、正直なところ知りません。

 

問題点

 

 問題は、この京都の弁護士さんが訴えまで提起しているように、弁護士にとって強制加入団体である日弁連が「死刑制度反対」の決議をしているところが問題です

 

 これ、普通の方が見れば、

 

 「弁護士は『みんな』、死刑制度廃止を訴えているんだな」

 

と思うでしょう。

 

 でも、別にそんなことはありません。

 

 確か、日本人に、どこかがアンケートをした際に、死刑制度賛成か反対かだと、若干賛成が多いくらいだったかと記憶しています。

 

 私の感覚だと、弁護士さんだけにアンケートをとっても、ほぼ同じ比率だと思います。

 

 この日弁連やいくつかの地方弁護士会が、勝手に、所属する弁護士はみんな死刑制度に反対しているかのごとく振舞っているのが問題です。私も、正直気に入りません。

 

 私も含め、被告人の弁護をします。人を殺してしまったりして、死刑になってしまうかもしれない方を弁護士ます。そのときには、私は、もちろん、死刑を回避するために全力を尽くしますし、誰がなんと言おうと、死刑は残虐で憲法違反だ、と主張します。被害者が泣こうが何しようがです。

 それは、弁護士は、依頼者のために、全力を尽くすためにその存在意義があるからです。

 弁護士は、依頼者が世界中を敵に回しても、その依頼者の味方をします(こういうとカッコ良いですが、報酬を頂くことが前提です。そうすると別にカッコよくありまえんよね。)。

 

 一方で、弁護士は、依頼されれば被害者(の家族)の代理人(味方)をも務めるわけです。最近は、刑事事件手続でも被害者参加制度があり、弁護士が被害者をサポートしたりするわけです。ぶっちゃけて言えば、被告人の罪を重くするためです。被害者の家族が被告人の死刑を望めば、そのために全力を尽くします。

 

 このように、弁護士は、依頼を受ければ、どのような立場の人のためにも弁護(代理)するわけです。

 

 被害者のご家族の代理人を務めて、殺されてしまった被害者のために全力を尽くすとすると、被害者のご家族が被告人の極刑を望むのであれば、その代理人たる弁護士としては、誰に何と言われようと、「被告人の行為は死刑値する!」と主張するべきです。

 

 ということで、日弁連が死刑制度の廃止を叫ぶと、「被告人の死刑を望む」被害者のご家族からすれば、「弁護士は、我々の味方にはなってもらいえないんだ。」と思われてしまいます。これは弁護士としては不本意です。

 

 私は、これが一番の問題だと思います。

 京都の弁護士さんがどのような理由で訴えを提起あれ、ご主張をされているのかは正直あまり知りません。ちょっと忙しくて勉強する暇がありません。

 

最後に

 

 ということで、皆さんに知っておいて欲しいことは、

 

① 日弁連や地方の弁護士会の「死刑反対の決議」にも関わらず、その構成員である

 弁護士は、別に、全員が全員「死刑反対」とは思っていません

  正確な数字は分かりませんが、一般の方と賛成・反対の比率はそれほど変わらない

 のではないかと思います。

  私自身、憲法や刑法やらで人権の重要性を勉強しましたが、それが直ちに死刑廃止

 論に結び付くとは思いませんでした。

  刑の基本は応報刑、「目には目を歯には歯を」です。ちなみに、ドイツでは、

 「ソーセージにはソーセージを」というらしいです。

 

 そして、弁護士は、依頼者の味方です。被告人のために死刑を回避するために全力を尽くすこともあれば、被害者のために、全力で死刑をとりにいくこともあります

 

 ただ、現在の死刑の執行方法については、問題点はあるかもしれませんね。

 

 私の死刑に対する正直な見解を述べると、私も含めた日本国民が、たとえ家族を殺されたとしても、被告人には(無期懲役で留め)死刑を望まないという成熟したレベルにまで達すれば、そのときが死刑を廃止すべきときだと思います

 

 でも、私の場合、家族を誰かに殺されたら、当然、その被告人には死刑を望みます。私は成熟していませんし、そのような域には死ぬまで達しないような気がします。

 

 私のように、刑事弁護に熱心で、罪を犯してしまった方の味方をしている弁護士でも、別に、死刑反対論者とは限りません。

 

 いずれにしても、現時点で、私のような「未熟」者が多数であれば、死刑制度はまだ廃止するには時期尚早だと思います。無理に廃止すると、自力救済(=被害者の家族が、被告人を殺しに行く)という法が望まない不幸な事態が発生するかもしれません。

 

 不勉強なくせに、ちょっと踏み込み過ぎましたね。すいません。

 

 

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刑事事件-大麻所持罪

はじめに

 

 今回は、刑事事件のうち、大麻所持罪です。

 

大麻所持罪

 

 大麻は、コカインや覚醒剤と同様、違法薬物で、「所持」していると罪に問われます。

 大麻の「使用」については、刑罰がないというのが時々話題になったりますが、大麻使用罪の導入について議論が始まっているようですね。

 

www.nikkei.com

 

 一方では、大麻合法化を主張する方も結構いらっしゃいます。

 

 ニュースでも若い人が大麻所持で逮捕されたニュースを結構見るようになってきましたが、私も最近、国選で大麻所持罪の事件を担当することが多いです。

 

なぜ悪いか?

 

 というのは、大麻だけでなく、覚醒剤などの薬物でもよく言われます。

 

 ① (依存性があることも含め、)使用者への悪影響

 ② (薬物を使用することで、幻覚を見るなどして、)他人を加害する可能性

 

が言われます。

 

 刑事裁判では、検察官や裁判官が、

 

 「なぜ薬物が悪いのか分かっているか?」

 

と質問することが多く、その際に、被告人がちゃんと答えられるように、この①②を法廷で言えるように、ご説明します。

 

 それに加え、依存性が高い薬物を「どのように絶つか」について具体的な計画を説明できるようにしてもらいます。

 家族などの身元引受人とともに、あるいは、ダルクなどの協力を取り付けることも多いです。 

 

 少し余談になりましたが、大麻に話を戻すと、大麻ゲートウェイドラックと言われ、より依存性や危険性の高い覚醒剤などへの入り口として、使用を禁止しているようです。

 

 この前の法廷でも、検察官が被告人に(被告人質問の中で)「大麻ゲートウェイドラックと言ってね・・・」と(厳密には被告人への質問ではないのですが)丁寧に説明をしていました。

 

 さて、大麻を合法化すべきとする人たちもいて、いや大麻はゲートドラックで規制を続けるべきという人もいますが、私は特に意見を持っていません。

 

 というのは、大麻について、前述の

 ① 依存性も含めた使用者への悪影響、

 ② 使用による他者加害がどの程度

が科学的に正確には分からないからです。専門家や専門家まがいの人が色々言っていますからよく分かりません。

 

 また、①、②の危険性は、程度問題ということもあって、たとえば、アルコール(これは成人については摂取しても問題ありませんね)についても、①、②の影響はそれなりにありますよね。でも、違法とはされていません。

 

 ちなみに、度数が9%くらいある飲みやすいアルコール飲料があったりして、薬物と同様危険だから、規制すべきだとおっしゃる医師の方もいらっしゃいますね。

 

 実は、私も、弁護人の経験で、この種の飲みやすくてアルコール度数の高い飲み物を飲んだことをきっかけにした犯罪で、被告人を弁護したことが何度もあります。なので、お医者さんがおっしゃることに納得できます。

 

 なので、結局、国が、大麻については、

 ① 依存性も含めた使用者への悪影響

 ② 他者加害の危険性の程度

その他、

 ③ ゲートウェイドラックとしての役割を果たしてしまっているか、

 ④ 諸外国との関係(合法の国もありますよね。)

 

違法を維持するのか否かを決めることになります。

 

 タバコは、大麻へのゲートウェイドラックにはならないんでしょうかね。私は、タバコを吸わないのでよくわかりませんが。

 

 現状、所持のみならず使用も違法にしようとする議論が始まっているので、大麻の使用合法化の意見がありつつも、国としては厳しく規制する方向に進むような気がします。

 

最後に

 

 弁護人をやると、薬物の情報の入手法とか分かってしまいます。それで逮捕された弁護士もいたかのように記憶しています。

 

 私、留学中にアムステルダムに行ったとき、明らかに変な匂いがすることがあって、「これが大麻の匂いか」と思った記憶があります(それが本当に大麻の匂いだったかどうかは分かりませんが)。もちろん、使用してません。私、タバコも吸いませんから。

 

 まぁ、いずれにしても、私はアルコール度数5%のビールで十分です。酔っ払う前に、お腹一杯になりますから。

 ただ、①ビールを飲むことによる自身への悪影響というのは、十分認識しています・・・。人間ドック(肝臓のせいで)D判定でしたしね。

 

  余談ですが、「暴走族」を「珍走団」という名前で呼ぶことでカッコ悪くして暴走族をなくそうという運動があったかのように記憶しておりますが、それに触発されて、「大麻」を「珍草」と呼んで、珍草使用とか珍草所持とか呼べば良いのではと一瞬思ったのですが、「珍草」という用語は既にあるのですね・・・予想に反し「ちぐさ」と読むようですが・・・。

 

 

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飲食店紹介-やまや(有楽町店)

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もつ鍋定食のもつ鍋

 

はじめに

 

 今回の飲食店紹介は、明太子やもつ鍋で有名なやまやです。

 私の事務所のある新東京ビルの地下1Fにあります。

 住所は丸の内ですが、有楽町の方が近いので、有楽町店です。 

 

やまや

 

www.y-shokukobo.com

 

 ここは、ランチで、明太子と高菜が食べ放題で有名です。

 ごはんもお代わり自由です。

 

 いつもは、唐揚げ定食を頂くのですが、今日は、もつ鍋定食2000円)です。

 

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もつ鍋定食のもつ鍋

 ちょっと時間があったのと、この新東京ビルの三菱地所からレストラン用の1000円割引券(1500円以上の食事につき、1000円引き)を頂きました

 飲食店支援ですね。

 この割引券を使って、わずか1000円で、このもつ鍋定食を頂きました。

 

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もつ鍋用のニンニク、唐辛子、柚子胡椒

 

 ニンニク、唐辛子、柚子胡椒といった薬味も付いてきます。

 

 私の場合は、最初はそのまま、途中から、柚子胡椒を溶かして頂きます。

 (ニンニクは、鍋の中にスライスして入っているので、それで十分です。)

 

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冷奴、明太子(食べ放題)、高菜(食べ放題)

 

 もちろん、明太子、高菜は食べ放題です。

 

 今は、コロナのせいで、自分で自由に取れませんが、店員さんにお代わりをお願いすると、このサイズで何度でも持って来てくれます。

 

 ごはんもお代わり自由なので、もつ鍋がなかったとしても、永遠に白飯が食べられそうな感じです。

 

 もつ鍋は、スープが透き通っていて、味が濃くて、とびきり美味しいです。

 韮、キャベツ、ゴボウ、モツ、豆腐が入っていて(ニンニクスライスやトウガラシも少々)、これを一緒に頂きます。

 

 明太子・高菜・ご飯をお代わりするので、このもつ鍋定食は、ランチにしては、量が多いですが、たまには良いですね。大満足でした。

 

最後に

 

 本来は、夕食にビールと共に頂くべきもつ鍋ですが、今は、コロナのせいで、残念ながら夜は閉まっています。

 

 私は尿酸値が高いので、もつ、明太子、ビールなんてのは、もってのほかかもしれません。でも、仕方ありません。美味しいですからね。痛風は怖いですが、たまには良いでしょう。

 

 

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特許実務-進歩性の基本的考え方(ケース3)

 

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ケーススタディ

 

はじめに

 

 今回は、進歩性の基本的考え方のうち、ケーススタディを記事にしたいと思います。

 進歩性の基本的考え方の本文とは別に、演習問題的なケーススタディも並行して記事にしています。 

 

 これまでのケーススタディは、下記記事のとおりです。

 今回も、同じような事例です。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

ケース3

 

本件発明

 

 事案はこれまでのケーススタディ1、2とほぼ同様の仮想事例で、

 

 本件発明は、推進機を3個有する移動体

   【課題】は、重量バランスを図った。

 

です。

 

 なお、説明を重視するため、ちょっと抽象的な発明ですが、実施例としてはスライドの上図のとおり、進行方向前方に1個、後方に2個推進機がある移動体です。

 

主引用発明

 

 主引用発明は、推進機を2個有する移動体す。

 具体的には後方に2個の推進機があります。ただし、後述するように、1個は補助的な小さいものです。

 

 主引用文献の明細書には、 

 「①【課題】従来、推進機は1個でであった。しかし、推進機が1個では推進力が

   十分ではなかった

   ・・・そこで、推進力を向上させるために、推進機を2個とした。」

 

 更に、このような記載が続きます。 

 「② もっとも、推進機を2個とした場合、推進機全体の重量が増加してしまう

   という別の問題が生じる。

    そこで、2個目の推進機は、補助的な小型のものとし、推進機全体の重量増加

   を最小限度に留めることで、推進力の向上と重量のバランスを図った。」

 

 

副引用発明

 

 副引用発明は、

 

 推進機を1個有する移動体

 

で、具体的には、前方に1個推進機がある移動体です。

 

進歩性否定のロジック(前回記事で紹介したロジックB)

 

 主引用発明は、後方に2個の推進機を有する移動体である。

 副引用発明は、前方に1個の推進機を有する移動体である。

 

 両者は、推進機を有する移動体という点で技術分野が同一であり、移動体を推進機で推進させるという機能・作用も同様である。

 したがって、公知発明1の(後方に)2個推進機を有する移動体において、公知発明2の(前方に)1個推進機を有する構成を採用し、本件発明のように、合計3個の推進機を有するようにすることは、当業者が容易に想到し得たものである。

 

 ・・・と言いたいところですが、どうでしょう。

 

示唆と阻害要因

 

 主引用文献の明細書の記載を見たときに、

 上記①の点だけ見れば、

  ・推進力向上のため推進機の数を1個から2個に増やした

   ⇒3個以上にすることについて、示唆がある。

というロジックで突っ切れそうです。

 

 しかし、上記②の点も併せて見ると、

  ・でも、重量増えちゃうから、2個目は補助的な小さなもの

   (最小限度での推進機の増加)

   ⇒3個以上にすることは、阻害要因がある。

 

 なお、紛らわしいですが、本件発明の3個の推進機による重量バランス(=推進機を均等配置して重心を中心にするという意味のバランス)と、主引用発明の重量バランス(=推進機を増やすことによる、推進力の増加というメリットと、重量の増加というデメリットの均衡を図ったという意味でのバランス)は同じようで、違います。

 

引用文献の明細書の記載の重要性

 

 進歩性のロジックを構築する際に、引用文献から引用発明(たとえば、主引用発明)を認定し、また、他の引用発明(副引用発明)と組合せられるかを検討する際に、その明細書の記載の中で動機付けを探すわけですが、上記のように、①(示唆)だけを見て、②(阻害要因)を見逃すというパターンが、無効議論の相談を受けたとき、よくお目にかかります

 

 相談者が、この主引用発明は、副引用発明と「組み合わせられる!」と説明してくれるのですが、「どれどれ」と主引用発明の明細書を読んでみると、「あれあれ、これ、推進機2個以上に増やせませんよ。だって、2個目は最小限度の補助的なものって書いてあるから、(他の引用発明と組み合わせて)3個にすることは想定していないというか、3個以上に増やすの阻害要因ありって評価されちゃいますよ。」ってな感じになってしまうことが結構あります。

 

 先の例は、ごくシンプルな例なのですが、引用発明自体の明細書が長く、複雑だったりすると、大事な阻害要因となり得る点を見逃してしまうことが多いんです

 

最後に

 

 今回は、実務上よくある阻害要因のパータンをシンプルにしたケース3を取り上げました。

 

 ここまで書いたところで気がついたのですが、進歩性の基本的考え方の本文で、まだ阻害要因を説明していなかった・・・。

 

 すいません。要するに、組合せを阻害する要因(動機付けとは逆のファクター)です。詳しくは、また、いずれ。

 

 

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ビール紀行(ピルゼン アレイ)from 東京・銀座

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ピルゼン アレイ

 

はじめに

 

 今回のビール紀行は、銀座にあるピルゼン アレイPilsen Alley)です。

 スタンディングのビールバーです。

 

 

ピルゼン アレイ(Pilsen Alley)

 

 銀座というか、銀座と新橋の間くらいにある小さなお店です。

 たまたま、近くに行く用事があったので、ついに、訪問することができました。

 

www.beerboulevard.com

 

ビール(ピルスナーウルケルとアサヒスーパードライ

 

ピルスナーウルケル

 

 一杯目は、チェコピルスーナ・ウルケルを頂きました。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

 以前の上の記事で書きましたが、私、チェコピルゼンに行って、このピルスナーウルケル、しかも、無濾過のものを頂いたことがあります。

 懐かしいです。

 

 今は、アサヒが買収した関係で、日本でも気軽に飲めるようになりました。

 最近は、缶のピルスナーウルケルも見かけるようになりました。

 

 

アサヒスーパードライ

 

 次に、アサヒスーパードライは、3種類の注ぎ方から選べます。

 

 この日は、大変喉が渇いていたので、ピルスナーウルケルを一杯頂いても、まだ喉が満足せず・・・。

 

 ですので、喉越しのよいシャープ注ぎを選んでしまいました。やっぱり日本人はこれですね。 

 

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スーパードライの3種類の注ぎ方

  

 シャープ注ぎは、炭酸がしっかり残って、泡もしっかりした感じです(下の写真の真ん中)。

 

 2杯目は、サトウ注ぎです(下の写真の右側)。

 適度に炭酸が抜け、泡もややふわっとした感じです。炭酸が抜けてまろやかになった分、麦芽を感じられます。

 ビールをじっくり味わって飲むとすると、サトウ注ぎですね。

 

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ウルケル、シャープ注ぎ、サトウ注ぎ


 んー、いつも飲むスーパードライよりも、更に美味しい・・・。 

 

 やっぱり、注ぎ方重要なんですね。

 

 注ぎ方にこだわったお店は、他にも、同じく銀座にあるSAPPORO THE BARがあります。

 以前、記事にしました。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

 このお店には、他にも、IPAも1種類ありました。

 

最後に

 

 今回は、3杯飲んだので満足して帰りました。

 

 マスターが、(私が初めてということもあり、)大変丁寧に、ビールの注ぎ方の説明・違いをしてくれました。

 

 楽しいですね。いいお店でした。また、近くに行った際に再訪したいと思います。

 

 コロナ禍にも関わらず、カウンターのみのこのお店は、お客さんで一杯でした。

 でも、ちゃんと、コロナ対策はされていて、万全でした。

 

 東京は、緊急事態宣言が延長されることになってしまいましたが、是非、頑張って欲しいです。 

 

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