ビール紀行(日本・銀座-SAPPORO THE BAR)
はじめに
ここ最近は、コロナ危機以前のヨーロッパの都市を中心に、ビール紀行をお届けしてきました。
今回は、コロナ危機のせいで遠方は無理ですが、最近の近所のビール紀行として、銀座にあるSAPPORO THE BARを紹介したいと思います。
SAPPORO THE BAR
コロナのせいで、暫く営業を自粛されていたようですが、緊急事態宣言解除後の6月初めから再開しました。
今週初め(6月30日)に、やっと時間ができたので、ちょっとビールを飲んできました。
私は、だいたい3日に1度の頻度でビール紀行を記事にしていますので、あたかも頻繁にビールを飲んでいるかのようですが(ドイツにいるときは毎日でした)、ドイツ留学から帰ってからは、仕事が忙しく、なかなかビールを飲む時間も余裕もありません。何のために働いているのやら。大変残念な生活ですね。
カウンターのみで、立ったまま、さらっとビールを飲むスタイルです。
ここのビールは、黒ラベルのみです。
しかし、ビールの注ぎ方には大変こだわっています。
下記のパーフェクト黒ラベル、ファースト、ハイブリッドという3種類の注ぎ方から選べます。名前からだけではよく分かりませんが、下記のように、ちゃんと3種類の注ぎ方の説明が書いてあります。
ここで、注意しなければならないのは、このBARでは、2杯までしか飲めないというルールになっていることです。
長居して、何杯も飲んで、酔っ払うという趣旨ではないようです。イギリスの駅にあるパブのように、さらっと入って、さらっと飲んで、さらっと帰るというスタイルです。
1人で飲んでいる方も多いです。
あと、現金支払いができません。クレジットカードやスイカなどのカード払いのみです。
上の写真の一番左がパーフェクト黒ラベルという注ぎ方です。
パーフェクトというだけあって、泡がきめ細かくてビックリします。普通に、黒ラベルの缶ビールをグラスに注いだだけでは、こうはいきません。泡が溢れるように注ぎ、上の粗い泡を除去して、下のきめ細かな泡だけを残す感じです。
1杯だけ飲むとしたら、パーフェクト黒ラベルを選択すべきでしょう。
2杯目は、上の写真の真ん中のはファースト。これは、泡はそれほど感じませんが、ひっかかりがなく、ビックリするくらいさらっと飲めます。
ビックリしてばっかりですね。
上の写真の一番右側の写真を見ていただくと、飲み終わった後のグラスには、ちゃんと泡が輪っか状に付着しており、良い注ぎ方であったことが分かります。
さくっと飲むBARですので、おつまみも500円程度のものが何種類かあります。
写真は、左がおつまみセット(じゃことピーマン、燻製のピーナッツ)、右が6月末までの期間限定のつばめグリル監修のハンブルグステーキサンドです。
サンドウィッチは、本当は2切れなのですが、写真を撮る前に1切れ食べてしまいました・・・。
つばめグリルは、このバーのすぐ近く(銀座コア)にもありますが、アルミホイル内で焼かれるつばめ風ハンブルグステーキは本当に美味しいです。そのちっちゃいバージョンのサンドウィッチといったところです。つばめグリルでは、ビールも飲めます。
このBARでは、マイグラスが持てるようで(年間保管料500円)、毎月初めに募集があるそうです。
ビールを飲んでいる際に、お店の方からマイグラスの説明を受け、翌日の7月1日に「マイグラス」の募集があることがわかったのですが、受付が7月1日の午後1時30分からだそうで、「そんな時間、仕事中だから無理!」(逆に、こんな昼間に、誰がBARに来れるんだよ!)ということで、残念ながら諦めました。
毎月のマイグラスの募集の際には、大勢が並ぶそうで、すぐに売り切れてしまうんだとか。ビール好き結構いるのですね。それはそれとして、皆さん、仕事を途中で抜けてくるのでしょうか・・・。
マイグラスは、1年経つと貰えるそうです。
2杯飲んで、ちょっとほろ酔いで天を仰ぐと、黒ラベルの星のマーク!。
その後、仕事に戻りました・・・。