はじめに
今回のビール紀行は、チェコのピルゼンという都市です。2017年1月2日~3日に訪問しました。
日本では、一般的には、ピルゼンという街はマイナーかもしれません。
しかし、ビール好きの人にとっては、ピルスナー発祥の地という神聖な場所です。
ピルスナー・ウルケルは、最近、日本でもメジャーになりつつありますね。
ミュンヘンからピルゼンへ
ミュンヘンからピルゼンへは、ちょっと遠いですが、乗り換えなしの電車で、約4時間です。Alexという電車に乗って行きました。
写真は、チェコ鉄道のRegio Shark。サメのようでカッコ良いですね。チェコ語は全く分かりませんが。
朝から雪化粧で、初めてのチェコ旅行ですし、チェコ語も分かりませんので、先行きを少し心配してました。
ある駅に到着してから、電車が30分以上、動きません。
心配は的中してしまい、ドイツからチェコに入ったぐらいのある駅で突然全員下されてしまいました。多分、雪のせいではないかと思われます。
駅の放送や駅員の説明がありましたが、全く分からず。近くで英語が話せるドイツ人を見つけて聞いてみても、彼らも事情が良く分からないようでした。
結局、電車はこれ以上動けないので、この先はバスで移動ということのようでした。
バスがなかなか来なくて、寒い中、乗客は皆、外で待たされています。
日本であれば、おそらく、列を作って、順番にバスに乗るところですが、ここでは、みんなバラバラに立ち尽くすだけ。
そこで、なるべく、駅を出た道路の最前で待機しました。幸い、バスが来たとたんに、すぐ乗り込みむことできました。ふぅー。
しかし、バスに乗ったはいいものの、バスの中ではアナウンスは一切なく、いったいこのバスはどこに向かうのかと心配になり、Google Mapを見ながらドキドキしていたところ、30分くらいで、無事、ピルゼン駅に到着しました。良かった。
2時間遅れくらいでしたが、何はともあれ無事ピルゼンに到着し、中央広場近くにあるホテルへ向かいました。
もうお正月なので、全く期待はしていなかったのですが、まだクリスマスマーケットが少し残っており、ホット・ワインを飲むことができました。ドイツと同じ感じのクリスマスマーケットでした。
チェコ・ピルゼンのビール(ピルスナー・ウルケル)
ピルゼンには、 一泊しかしませんので、夜、早速、ピルスナー・ウルケルを飲みたいと思い、パブへ向かいました。
ここは、結構有名なパブのようです。
メニューをあらためて見てみると、ビール1杯(500ml)で250円くらいのようです。安い!レストラン価格としては、ドイツの半額ですね。
写真は、温かいガーリック・スープです。今日は寒かったので、体が温まりますし、ビールがすすみます。
冒頭の写真にあるように、ピルスナー・ウルケルを飲みました。少し濁っていると思いますが、日本では多分飲めない無濾過のピルスナー・ウルケルです。
ピルスナー・ウルケルのジョッキを見て頂くと、丸みを帯びたかわいらしい形をしていますね。これは、チェコのジョッキの特徴です。
また、写真にあるように、ボヘミアン・ビールのマスター・ダーク18°というビールも頂きました。
http://www.bohemiabeer.eu/en/beer/66
スーパーのビール・コーナー
翌朝、スーパーに行ってみたら、たくさんのビールの種類があり、ドイツ並みに凄まじく、圧倒されました。写真のように、たくさんの瓶が並んだ非常に美しい光景です。
チェコは、1人当たりのビール消費量が世界一のようです(2016年時点で、24年連続1位だそうです。)。
日本を1とすると、チェコは3.5だそうですので、日本人の3.5倍のビールを飲んでいるのですね。
ピルゼンからプラハへ
ビール好きとして、ピルゼンを訪問できたのは、非常に嬉しい自慢できる思い出になりました。
さっきのスーパーでビールを買い込んで、 再び電車でピルゼンからプラハへ向かいました。
プラハでのビール紀行は、またいずれ紹介したいと思います。