はじめに
このブログを書く目的は、自分がどうやって人生を歩んできたかを残すことにあります。
前回、自分の人生を支えたものについて、記事にしましたが、音楽については触れませんでした。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
そう多くありませんが、自分の人生を支えた音楽について何回か記事を書こうと思います。
今回は、遊佐未森さん。
私は、音楽評論家ではないので、うまく説明することはできませんが、お許しください。
ja.wikipedia.org
曲は、主に自然をテーマにした、美しくてやさしい、でも分かりやすい綺麗なメロディーで、遊佐さんは高音の美しい声で、すぐに大好きになりました。
私がピアノの音が好きというのもありますし、当時は、ちょっと不思議な、かわいいお姉さんという感じで、それも好きでした。
自分としては、曲と声の素晴らしさは、女性ボーカルの曲としては日本一です。
後で紹介する曲のいくつかは、歌詞からしても、曲からしても、普通に学校の教科書に載ってよいような素晴らしい曲ばかりです。
実は、周りに遊佐さんを知っている人はおらず、自分だけがずっと一人で聞いていました。
私は三重県出身なのですが、遊佐さんは、FM三重で日曜日の午後の早い時間にラジオを担当されており、それを聞いて存在を知りました。今思うと、ものすごく幸運でした。
ラジオの遊佐さんの声は、ものすごく落ち着くものでした。
ラジオのオープニングでは、後で紹介する「空耳の丘」というアルバムの「日曜日」という曲がかかっていました。今でも、ベスト10に入る曲の一つです。
大学生になってやっと東京に出てきて、たった一人で、1回だけコンサートに行きました。初めて本物を見て、ひとりで高揚してました。
夢心地というのはこういうものなのかと思いました。
好きな曲
やっぱり、私が中学・高校の時期の曲でしょうか。アルバムでいうと、
・「空耳の丘」
・「ハルモニオデオン」
・「HOPE」
です。曲を挙げるのは、多すぎて難しいのですが、
・雪解けの前に (「やがて来る春が辛すぎたりしないように」が大好きです。)
・日曜日 (前奏が大好きです。)
・雨上がりの観覧車 (「人ごみ迷う僕の心を見つけたよ、あんなに小さい」が大好きです。
「野の花」というシングルのB面の曲)
・カナリア (「雲は行く、空のはて」が大好きです。アルバム「瞳水晶」)
・星屑の停留所(プラッツ)(「君とふたりで隠した夢が眠っているはず」が好きです。)
・WATER (「光る流れの中に」の後のメロディーが好きです。)
・野の花 (歌詞が終わってからの、2分弱のメロディーが大好きです。)
・風の吹く丘
・M氏の幸福
・山行きバス(道草ノススメ)(遠足行くときは、この曲を聞きたいですね。)
10曲選んでみたら、シングル曲が1曲しか入っていない(笑)。
シングル曲も、もちろん全部大好きです。たとえば、「地図をください」とかはカップラーメンのCMで話題になりましたね。
しかし、何も考えずに好きな曲を挙げてみると、上の10曲になりました。
なぜ好きだったのか
今になって分かったような気がします。
当時の私は、中学、高校、大学と、感情が常に非常に不安定でした。自分の内気な性格が嫌いだったし、色々とうまく行かないし、大学入試のプレッシャーもきつかった。隠れてビール飲んでました(笑)。表面的には出ていなかったかもしれませんが、内心は非常に荒れていました。
そんな中で、遊佐さんの曲を聞いて、ものすごく落ち着くことができました。森の中でのんびりとしているような、大げさに言えば天国に行くような感じです。
落ち着くだけでなく、そのメロディーが気持ちを心地よく高ぶらせてくれました。
若い人は、おそらく遊佐未森さんのことをほとんど知らないと思います。
でも、もし、日ごろから、イライラしたり、落ち着かなかったり、何とも言えない将来への不安感があるのであれば、是非、上の3つのアルバムの曲などを聞いてみてください。
きっと精神を安定させることができると思います。
最後に
遊佐さんの素晴らしさをうまく伝えられたか自信はありませんが、穏やかな平和な幸せな気持ちになりたいと思ったら、「空耳の丘」、「ハルモニオデオン」、「HOPE」のアルバムの曲を是非聞いてみてください。
遊佐さんの曲だけではありませんが、大学卒業あたりを最後に、音楽自体から遠ざかっていました。
ネットで調べたら、遊佐さんは今でも活躍されており、安心して嬉しくなりました。
また今、改めて聴くと、いろいろと思い出し、本当に涙が出てしまします。自分の田舎を思い出してかなり切なくもなります。
もうちょっと歳をとって、どこかの田舎で(ドイツも良いかも)、自然を見ながらのんびり、遊佐さんの音楽を聴くのを楽しみに、辛いですがもう少しだけ頑張って生きてみようと思います。
(もし、私と同じく大好きな方がいらっしゃったら、メッセージください。)
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