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なぜ、ビールか?

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ビール大好き

いつのころからか、ビールが大好きになっていました。

飲み会でも、最初から最後までビールだけを飲む、ということも多いです。

理由を考えても、全て後付けな感じがしてしまい、これと言って無いのですが、炭酸で、度数が低く、甘くなく、高価でなく、でも黄金色で、(日本では少ないですが)種類も味も豊富なところでしょうか。

ワインのローマ帝国が、ビールはゲルマン人の下級で野蛮な飲み物とされていたところも、逆に魅力の一つでしょうか。ワインと違って格好つけてないというか。

 

実績その1(ビール純粋令生誕500年の年に留学)

ビール好きといっても、ただのおっさんも大抵ビール好きで、私自身に何か実績(自慢できるもの)がないので、2016年7月からビールの本場ミュンヘンに2年間留学しました。残念ながら醸造学部ではなく、知財のLL.M.ですが...

そう、ビール純粋令バイエルン公ヴィルヘルム4世による「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」法律)の制定から500年という記念すべき年に留学したのです。偶然ではなく運命ですね。

 

ドイツのビールはビール純粋令に従っています。余計なものが入っていると「ビール」と名乗れません。

日本のビールの原材料を見てみてください。麦芽・ホップ・水以外のもの(たとえば、コーン、スターチ)とか入っているビールもありますね。それら以外のものが含まれるのが決して悪いという意味ではありません。日本では、一定量それら以外のものを含んでいても、酒税法上は「ビール」です。比較的おしゃれなベルギービールにも色々入ってますよね。

 

実績その2(ドイツや他のヨーロッパ諸国でビールを飲み回る)

バイエルン地方にあるミュンヘンに2年住んで、あらゆるビールを飲み回りました。きりがないほど、種類多くて圧倒されましたが。

スーパーでは安いものですと、500ml(29セント)35円のビールが売ってました。味は日本のビールと変わらず、美味しいです。そこまでいかなくとも、基本500mlで1ユーロ(120円弱)程度です。

 

私を、ドイツ語で、ビール注文できます!

 

もちろん、有名なオクトーバーフェストにも行きました。

 

写真は、私の執務室の前に飾ってある、王冠を世界地図のように並べた、ドイツ地方の写真です(お隣のオランダのハイネケンが入ってしまってますが。)。右側真ん中あたりに、ミュンヘンの6大醸造所のうち、左から、「ホフブロイ」(青いHB)、「アウグスティナー」、「シュパーテン」、「レーベンブロイ」、「パウラーナー」と並んでいます。なお、「ハッカー・プショール」は、瓶は蓋タイプで、王冠がありませんでした。

 

ドイツ以外にも、ビールが有名なオーストリアチェコポーランドアイルランドにも行きました。

チェコでは、ピルスナー発祥の地、ピルゼンに一泊し、醸造所併設の居酒屋で、酵母入りの「ピルスナーウルケル」を飲みました。アサヒが買収しているので、最近は日本でも(酵母なしは)飲めますね。一方で、イギリスの「バスペールエール」の販売を終了してしまったのは相当に残念です。そういえば、最近は、先に書いた6大醸造所の一つである「レーベンブロイ」もスーパーで売られてますね。多分、韓国製ですが。

アイルランドは、「ギネス」(スタウト)が有名です。ギネスの博物館にも行きました。「キルケニー」(地名)というビールも有名ですが、キルケニーにもビールを飲みに行きましたよ。ミュンヘンにもアイリッシュパブは幾つかあります。

しかし、なんといっても、一番美味しいのは、ドイツ・ミュンヘンの「フランツィスカーナー」の「ヴァイスビール」です。「ヴァイツェン」ともいい、直訳は白ビール、小麦のビールです。苦くなく、バナナのフレーバーを感じるのです。

 

まとめ

ということで、ときどき、世界のビールや日本の地ビール、(現状コロナで辛いですが)ビールが美味しく飲めるお店を紹介する予定です。