はじめに
ブログ記事を書くのを復活して、さて、久しぶりの記事の内容は何にしようかと思っていたら、今年も、ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストが、コロナのせいで、中止になったというニュースを見ました。
去年も 中止でしたので、2年連続の中止です。
そこで、私が、ミュンヘンに住んでいた2017年のオクトーバーフェストの様子を紹介したいと思います。
パレード
オクトーバーフェストの際には、街中でパレードがあるので、会場に行く前に、まずはパレードを見に行きました。
民族衣装を着た人たちが練り歩き、樽の馬車を引く馬たちもカッコよいですね。30分くらい続く、長いパレードでした。
オクトーバーフェストの入場門
「WILLKOMMEN ZUM OKTOBERFEST」は、「オクトーバーフェストへようこそ」(Welcom to Octoberfest)ですね。
オクトーバーフェスト(10月のお祭り)ですが、9月半ばには始まります。
この日は、9月17日でしたでしょうか。
ちょうど、ヨーロッパでテロが頻発している頃でしたので、持ち物検査が導入されていました。黄色いジャケットを着た人たちが鞄を中身などをチェックします。
大きな荷物を持ち込むことはできない(外で預ける必要がある)ようになっていました。昨年までは、このような荷物検査はなかったのですが、テロのせいですね。
テント内
オクトーバーフェストテント内の様子です。
コロナの今、信じられないような(良い)光景ですね。
歌が始まると、お客さんたちは、机や椅子の上に立ったり、ジョッキを高らかに持ち上げて歌います。
別のテント内の様子です。夢のような世界ですね。
自分で撮った写真ですが、何か夢を見ているようです。
老若男女問わず、でかいジョッキでビール飲んでますね・・・。衣装も素敵です。
観覧車からの風景
オクトーバーフェストの会場を、観覧車の上から見ると、こんな感じです。
オクトーバーフェストというと、ビールが飲めないと楽しめないというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
オクトーバーフェストは、言わば、ビール・テントと(移動)遊園地が一緒になったようなお祭りです。
子どもを連れて、遊園地に行く感覚で、楽しめます。乗り物もたくさんありますし。
最後に
この頃は、「また、死ぬまでに、オクトーバーフェストに来たいなぁ。」と漠然と思っていましたが、これほど、遠い存在になってしまうとは思ってもみませんでした。
「できることは、できる時にやっておいた方がよい。」
死を目前にした人は、みんな、そう思って(やらなかったことを)後悔するらしいですが、コロナ危機を見ると、まったくそのとおりだと思いますね。
私は、ドイツにいる間は、将来決して後悔しないようにヨーロッパ中を旅しました。
でも、やっぱり、(オクトーバーフェストには行けなくても、)もう一度、ミュンヘンで、天気の良い日の午前中に、レストランの外のテーブルで、トラムが走るのを見ながら、そして、綺麗な自然を見ながら、大きなジョッキでビールが飲みたい・・・。