はじめに
今回は、東京23区の警察署(留置施設)について書きたいと思います。
東京23区の警察署
冒頭の地図にあるようにたくさんあります。
私は、この地図を印刷して、刑事事件の接見(=面会)で訪れた警察署を塗りつぶして全制覇すべく刑事弁護を頑張っております(笑)。
まだ、半分くらいしか訪れたことがありませんが。
東京23区は、地方と違って車がなくても行けるので、大変便利です。
弁護士が被疑者・被告人に接見する等の観点から、弁護士(少なくとも私にとって)警察署の良し悪しがありますので、それをご紹介したいと思います。
事務所から近い方が良い!
当然ですが、事務所から近い方が良いです。
でも、遠くても電車で1本の方が楽というのもあります。
私の事務所は、東京駅・有楽町駅・二重橋前駅(千代田線)・日比谷駅が最寄なので、各駅から1本で行けるところは有難いです。
原宿署(千代田線:明治神宮前)、赤坂署(丸の内線:赤坂見附)、築地署(有楽町線:新富町)あたりだと最高です。
ちょっと遠いですが、北沢署(千代田線直通小田急線:梅が丘)、成城署(千代田線直通小田急線:千歳船橋)あたりも1本で行けるので便利です。
語弊のある言い方かもしれませんが、世田谷区の警察署は出動機会が多いです。
東京空港署(羽田第2ターミナル、更に結構歩く。)は、めちゃくちゃ遠いです。
最寄り駅から歩いて近いところがよい
前掲の築地署は駅(新富町)からすぐです。
滅茶苦茶遠いのが、亀有署です。やむを得ず、バスで行かなければなりません。
一方で結構遠いのが、前掲の成城署です。
なお、月島署も最寄り駅からは遠いのですが、丸の内からバスで1本で最寄まで行くので、月島署はOKです。
面会室が多い警察署が良い!
面会室が1つしかない警察署は結構あります。
予約などはできないので、他の弁護士などが接見していると、終わるまで待たなければなりません。弁護士の場合、時間制限もありません。
私、最高で2時間待たされたことがあります。
ですので、必ず時間潰しのための仕事の書類(公開論文)やタブレットを持っていきます。
面会室の数が多い警察署は、・・・と言いたいところですが、警備等の関係で書いてはいけないかもしれないので止めておきます。
大きな警察署は、複数の面会室があります。
でも、私にとっては、もっとも重要なポイントです。
新しい警察署が良い!
やっぱり古めかしい警察署より、新しい警察署の方がよいです。
どちらかというと、北東方面の警察署は古いですね・・・。
新しい警察署は、断然、湾岸署、原宿署です。
湾岸署は、でも、ゆりかもめに乗って、東京国際クルーズターミナル駅まで行って、そこから結構歩くので辛いです。
でも、夜に新橋からゆりかもめに乗って向かうと景色が最高です(電車代高いですが)。
最後に
総合評価で、私の警察署ベスト3は、
1.原宿署 ⇒近い、おしゃれな街、新しい
2.築地署 ⇒近い、八蛮がある
3.月島署 ⇒バスで1本
です。