はじめに
今回のビール紀行は、ドイツの北西部にあるブレーメン(Bremen)という都市です。
前回のビール紀行は、ハノーファーでしたが、ハノーファーからブレーメンへ向かいました。
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ブレーメンへは、ハノーファーから乗り換えなしで、急行電車で約1時間20分です。
ブレーメンは、日本でも比較的馴染みのある名前の都市です。
なぜかというと、グリム童話の一遍であるブレーメンの音楽隊で有名だからですね。
冒頭の写真は、ブレーメンの旧市街の市庁舎の左横に建てられたブレーメンの音楽隊の銅像です。写真を撮るのに列ができていました。
ブレーメンの散策
まずは、ブレーメン中央駅から、旧市街地へ向かいます。
中央駅から旧市街地までは1kmほどですが、少し距離があるので、トラムに乗って向かいました。
ドイツの駅舎は、どこも雰囲気あってカッコいいですね。
円弧形状を多用して、美しい仕上がりになっています。
ブレーメンの旧市街地のマルクト広場は、下の写真のような感じです。
ドイツの他の都市のマルクト広場と同じ雰囲気ではあるのですが、市庁舎や教会の建物が荘厳なので、何かおとぎ話の中に紛れ込んだような不思議な空間に感じました。
下の写真は、ブレーメンの市庁舎です。荘厳ですね。
こちらの写真は、聖ペトリ大聖堂です。
以前のドイツのウルムの記事で、高さが最も高いウルム大聖堂を紹介しました。
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聖ペトリ大聖堂は、ウルム大聖堂やケルン大聖堂に比べたら、それほど高くはなく圧倒される感じではありませんが、市庁舎同様、荘厳な雰囲気を醸し出しています。何か、魔女でも出て来そうな雰囲気の建物でした。
ブレーメンのビール
さて、ビール紀行ですので、ブレーメンのビールを紹介したいと思います。
ブレーメンと言えば、皆さまご存じのベックス(Beck's)が有名ですね。
このビールは、日本でもよく見かけるので、知らない人はいないかもしれません。
ベックスは、私が住んでいたミュンヘンのスーパーでも売っていますし、ドイツ全土で飲まれている著名なビールです。
世界的にも流通しており、日本でも比較的簡単に入手できます。
そこで、今回はブレーメンでしか飲めなさそうなローカル・ビールを探したところ、下の写真のハーケ・ベック(Haake Beck)を売店で見つけたので購入しました。
このビールにもBeck(ベック)とあります。
もともとはベックスとは別の醸造所として誕生したそうですが、ベックスに吸収合併されたようです。
しかし、ベックスはドイツ全土や世界中で飲めますが、ハーケ・ベックはブレーメンのローカル・ビールなので、このブレーメン近辺でしか飲めません(多分)。
ということで、電車で次の目的地に向かいながら、ハーケ・ベックを味わいました。
ピルスで、日本のビールと同様、キリっとした苦味がありますが、日本のビールより飲みやすい感じでした。
最後に
さて、最近の写真では、レストランでビールを飲むというよりも、購入した瓶ビールを飲んでいますがお気づきでしたでしょうか。
実を言うと、ドイツのレストランは結構高くて、ビール1杯と料理1品を頼むと2000円を簡単に超えてしまいます。しかも、レストランのサーブが遅く、結構待たされて観光時間をロスしてしまいます。
ですので、お金と時間を極力節約し、たくさんのビールにありつくために、ドイツではあまりレストランに入りません。
もっとも、醸造所併設のレストランとかになるとついつい入ってしまいます。
たとえば、かなり以前の記事ですが、マインツにある醸造所併設のレストランなどです。
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また、名物料理とかがあればレストランに入ろうと思うのですが、ドイツの料理はどこもそれほど変わらず、・・・。
しかし、他のヨーロッパの国でのビール紀行では、料理が美味しかったり、珍しかったりするので、レストランに入ることが多いです。
またこれから紹介していきたいと思います。
次は、ハンブルクに向かいます。