ドイツ・ウルム
今回のビール紀行は、ドイツのウルム(Ulm)とギーンゲン(Giengen)です。
ウルムは、バーデン=ヴュルテンベルク州にありますが、ミュンヘンのあるバイエルン州との境界に位置しています。ミュンヘンからは特急で1時間15分くらいです。
ウルムは特に観光地というわけではありませんが、ウルム大聖堂が有名です。尖塔を含めると高さが約162メートルほどあり、教会堂建築としては世界一の高さだそうです。
ちなみに、アインシュタインの出生地だそうです。
大聖堂といえば、ドイツの(ケルシュ・ビールで有名な)ケルンにあるケルン大聖堂の方が有名ですが、ウルム大聖堂の方が高さは高いようです。
ケルンのビール紀行は、またいずれ記事にしたいと思います。
ウルム大聖堂は、冒頭の写真のように、しゃがんで見上げないと、大聖堂全体の写真が撮れないくらい高かったです。
しかし、ウルムは、大聖堂以外には特に何もない(ような)ので、次の目的地であるギーンゲンに向かいました。ウルムから、急行で20分くらいです。
ドイツ・ギーンゲン
ギーンゲンも特に観光地ではなく小さな街です。
しかし、ここには、シュタイフ・ミュージアムがあります。ギーンゲン駅から歩いて10分ほどです。
シュタイフは、ドイツのデパートのおもちゃ売り場には必ず売っている高級ぬいぐるみのブランドで、よく、子どものお土産として買われます。でも、結構高いですが・・・。
そのシュタイフのミュージアムがあるということで、ギーンゲンを訪れました。
入り口は、下のような感じです。
建物を入ると、下の写真のように、さっそく、テディーベアの街が再現されていました。
下の写真のように、様々な動物のぬいぐるみが動物園のように飾ってありました。多分、これ自体は売り物ではないでしょうが、お金を出せば(特注すれば)同じものが買えると思われます。
実際に跨ることができる実物サイズの馬のぬいぐるみもありました。
ドイツ人の子どもは、なぜか、他の動物と比べても馬が好きですね。子どもの文房具やのノートを見ると、ユニコーンの絵柄のものが結構あります。
ぬいぐるみの販売自体もしているのですが、やはり高級というだけあって高い。
でも、隣接する別建物のアウトレット・ショップ(多分、型落ちしたぬいぐるみ)があり、比較的安く売っていたので、その中でも安いものを記念に購入しました。
ウルムのビール
シュタイフ博物館は思いのほか長時間楽しめたので、再びウルムに戻ったときは、もう時間があまりありませんでした。
ですので、ウルムのビールは、駅で購入してミュンヘンへ帰る電車の中で飲みました。
ドイツは都市・街ごとに醸造所があるので、各都市に行った際には、必ずその都市・街のビールを探して飲む必要があります。
ミュンヘンでは、全国的に有名なブランドのものを除いて、各地方の地ビールはなかなか手に入りませんので。
今回は、ウルムのゴールド・オクセン醸造所(Gold Ochsen)のビールでした。
創業が1597年(江戸時代より前)で、420年の歴史があるのですね。凄い。
最後に
まだまだドイツや他のヨーロッパの都市のビールを紹介したいと思います。