はじめに
去年の春に、上諏訪拘置支所へ行ってきましたので、記事にします。
地ビールも出てきます。
なぜ、上諏訪拘置支所へ行ったか
国選の刑事事件(控訴審)の被告人と接見(=面会)するためです。
東京高等裁判所での控訴審の刑事事件の場合は、東京以外の関東や新潟・長野の被告人は、法廷に出廷するため、地方の拘置所から、(小菅にある)東京拘置所へ移送されてきます。
東京拘置所については、以前に記事にしました。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
地方の拘置所にいる被告人は、いずれ、東京拘置所に移送されてきますので、それを待って、東京拘置所で 接見(=面会)すればよいのですが、諸事情により早く会いに行く必要がある事件もあります。
この件も、被告人から早々に手紙で連絡があり、早めに接見(=面会)した方がよいと判断し、東京から上諏訪に向かいました。
東京(新宿)から上諏訪までは、特急あずさ号で2時間ちょっとなのでそれほどの遠出ではありません。
ちなみに、交通費は、国選刑事事件の場合は、(自腹ではなく)ちゃんと支給されます。
これまで、私は、控訴審が東京高等裁判所で行われる事件では、他に、横浜拘置支所と土浦拘置支所に行ったことがあります。
ちなみに、上告審の刑事事件との関係では、東京拘置所以外には、秋田刑務所、大阪拘置所、広島拘置所に行ったことがあります。
大阪拘置所、秋田刑務所については、以前に記事にしましたね。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
上諏訪拘置支所
東京拘置所と比べると、人も全然いなくて、大変こじんまりとしていました。ちょうど桜の季節だったので、施設内の桜がきれいでした(セキュリティの関係もあるかもしれませんので、写真は、念のため、やめておきました。)。
横浜拘置支所も、そう言えば、綺麗な桜が咲きます。
この刑事事件の内容は省略しますが、早期の接見(=面会)をしたにも関わらず、結局のところ、被告人とうまくコミュニケーションがとれず、大変困った事件でした。
足湯
帰りに気が付いたのですが、上諏訪駅のホームに、なんと、足湯がありました。
ホームを行きかう人々は、何も気づかないかのように無視していきますが(多分、地元の方なのでしょうね)、私は、駅に足湯かとびっくりして、折角なので、スーツではありましたが、裾を捲り上げて、浸かってきました。
足湯は、冒頭の写真のような感じです。
このときは、誰もおらず、私だけで独占してしまいました。
諏訪浪漫BEER(麗人酒造)
上諏訪拘置支所から、駅へ向かう際に、ちょっと寄り道をして、上諏訪駅の近くにある麗人酒造へ立ち寄りました。
麗人酒造は、日本酒の酒蔵ですが、ビールの醸造もしているそうです。素晴らしいですね。他の酒蔵も、是非、日本酒の醸造技術を生かして、ビールの醸造もして欲しいです。
お店の中では、日本酒の試飲が自由に出来ましたので、少しだけ頂きました。
が、私の目的は、地ビールということで、諏訪浪漫BEERという下の写真の3種類のビールを(自分の)お土産として買い、東京に帰ってから有難く頂きました。
左の赤いのは(ドイツ・デュッセルドルフで有名な)アルト、真ん中の黄色いのは、(ドイツ・ケルンで有名な)ケルシュ、そして、右側の黒いのが(アイルランド・ダブリンのギネスなどが有名な)スタウトです。
デュッセルドルフとケルンのビール紀行は、また、いずれ記事にしたいと思います。
ダブリンのビール紀行(ギネス編)については、下記記事をご覧ください。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
いずれのビールも、本場に負けないくらい美味しかったです。この調子で、日本の醸造所もがんばって頂けると嬉しいです。
なお、下のオンラインショップでも買えるようです。
最後に
最近は、また、コロナ感染者数(正確にはPCR検査陽性人数)が増えてきたので、東京を離れるのが許されないかのような雰囲気がありますが、また、機会があれば、地方の拘置所や刑務所、地ビールを紹介したいと思います。