はじめに
被告人との面会のために、大阪拘置所へ行ってきました。
ちなみに、最後に、少し、ビールも登場します。
なぜ、大阪拘置所に行ったか?
東京駅からですと、
① 新幹線で新大阪駅まで行き(約2時間半)、
② 新大阪からは、大阪メトロで、梅田駅乗り換えで都島駅まで20分くらいで、
③ 都島駅から大阪拘置所までは徒歩で10分ちょっとです。
大阪拘置所へは、昨日(令和2年8月3日)に行きましたが、新幹線(自由席)の乗車率は約10%ほどでした。
なぜ、東京の弁護士が大阪拘置所に行くかというと、
国選の上告審の事件を現在担当しているからです。
上告審については、下記のように、以前記事にしました。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
東京のコロナの状況がひどいので、都外へ出ることをやや躊躇していました。
被告人からは、手紙を頂いたのですが、直接話したいことがあるので来て欲しいということでしたので、行くことにしました。
ここ1週間で、大阪も、東京と同じくらいの感染率(対人口比)になっているようですね。東京にいても大阪にいても、感染のリスクは同じかもしれません。
大阪拘置所と東京拘置所の違い
私自身は勾留されたことがないので、何とも言えませんが、面会(接見)の際の建物の中の雰囲気としては、
① 東京拘置所は、無機質な壁が続いているため、何となく病院のイメージ、
② 大阪拘置所は、何となく古い小学校のイメージです。
ちなみに、通は、東京拘置所は東拘(とうこう)、大阪拘置所は、大拘(だいこう)と略したりします。
東京拘置所については、以前に記事にしました。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
冒頭の写真が、大阪拘置所の入口です。
勝手な偏見ですが、東京拘置所は絶対逃亡できないようなしっかりした感じがするのですが、大阪拘置所は古くて、何となく心もとない感じがします(実際には、厳重な管理で大丈夫だと思いますが、つい東京拘置所と比べてしまいます。)。
しかし! 冒頭の写真の後ろにも少し写っていますが、今、大阪拘置所は新しい建物を建設中のようです。
まもなく、東京拘置所のような立派な施設になるのでしょう。
大阪拘置所の被告人の刑事事件の中身は、現在進行形ですので触れませんが、
① 被告人の一部執行猶予の制度についての疑問を解消すること(一部執行猶予の制度については、またいずれ改めて説明したいと思います。)
② 私の方からは、記録を読んだ上で、一点だけ事実関係の確認(前科・前歴)
③ 家族への連絡関係
④ 上告趣意書(最高裁へ出す主張書面)の内容
について話をしました。
直接お話が出来て、疑問も解消してもらい、私としても上告趣意書の構成が明確になったので大阪まで行った甲斐がありました。
大阪見物
関係者と天王寺で会ったため、あべのハルカスという建物の外観だけ写真を撮ってきました。中には入っていませんし、登ってもいません。しかし、高いビルですね。全体の写真を撮るのは大変でした。
(本日は大阪拘置所で面会するという仕事でしたが、)事務所との関係では、私は本日は有給休暇です。
しかも、仕事を終えて、もう夕方を過ぎていて東京に帰るだけなので、新幹線で少しビールを頂きました。
しかし、大阪のビールではなく、愛媛の松山のビールです。
ちょっと、新大阪駅のお土産屋さんを覗いたのですが、大阪のビール売ってません。私が見つけられなかっただけか。
これ、1本350mlですが500円もしました。普通の大手のビールの値段の倍しますね。
しかし、ヴァイツェンもフランツィスカーナーに負けないくらいバナナフレーバーで美味しかったです。グラスがないので、缶のまま飲まざるを得なかったのが、残念。
また、スタウトも、コクがあって非常に美味しかった。
値段以外は満点でした。
あっ、私は三重県出身ですので、赤福は当然、自分用に買って帰りました。
大阪、名古屋では赤福を買えるのですが、東京ではほとんど売ってませんからね。