はじめに
今回のビール紀行は、ドイツのヴュルツブルクです。
ヴュルツブルク(Würzburg)は、ミュンヘンと同じバイエルン州にあります。
ドイツのド真ん中よりやや南に位置しており、フランクフルトから電車で1時間強、ミュンヘンからは電車で約2時間で、比較的アクセスの良いところです。
ヴュルツブルク
冒頭の写真は、ヴュルツブルクのレジデンスで、ヴュルツブルクの一番の観光スポットです。
下の写真が、レジデンスに隣接するホーフガルテン(庭園)です。
木の葉っぱが三角錐に刈られていて、メルヘンな感じで可愛らしいですね。
この庭園は、散歩するには最高の場所です。
次に、マイン川にかかっているアルテマイン橋(アルテは「古い」という意味です。)を渡って、マリエンベルグ要塞に登り、マイン川と旧市街地を見下ろしたのが、下の写真です。
教会と密集した赤レンガの建物が密集していて、いかにもドイツらしい風景ですね。
写真の下の方に見えるのは、ブドウ畑の丘です。この地方は、丸い瓶のフランケンワインが有名です。
ドイツの有名なワインといえば、フランケンワインなので、一応言及してみましたが、あくまでもこの記事はビール紀行ですので、後で、ビールが登場します。
下の写真も、マリエンベルグ要塞から、マイン川とヴュルツブルクの街を見下ろした風景です。
ヴュルツブルクは、それほど有名な観光地ではありませんが、この眺めは 本当に素晴らしいですね。
ドイツのハイデルベルグ(ハイデルベルグ大学は法学の分野では有名ですよね。)でも、同じような風景が見られますが、また、いつか紹介したいと思います。
さて、実は、マイン川のアルテマイン橋のほとりから、下のような遊覧船が出ています。
この船に乗ってマイン川を少し北上すると、少し離れたところにあるお城に行くことができます。
さて遊覧船に乗り込むと、 やはり船上ビールですね。
ヴュルツブルクなので、ビールというよりは、フランケンワインを注文すべきなのかもしれませんが、ドイツの遊覧船で飲むのはやっぱりビールです。
ヴァイスビア(白ビール)を頼んだのでみたのですが、大変申し訳なさそうに、ヴァイスビアはありません、と言われてしまったので、普通のピルスナーを飲みました。いや全然大丈夫です。美味しいです。
ヴュルツブルクは、ミュンヘンと同じバイエルン州にあるので、当然ヴァイスビアはあるのかと思ったら、そうでもないのですね。やはり、ここは、ワインがメインのようです。
前回の記事で紹介したリンダウの遊覧船でも、やはりビールを飲みました。
masakazu-kobayashi.hatenablog.com
実は、この船に乗ると、ファイツヘーヒハイムという場所に行くことができます。
下の写真が、シュロス・ファイツヘーヒハイムです。シュロスというのは「お城」のことです。
小さいですが、夏用の別荘という感じですね。またしても、木の葉の形が三角錐のトンガリ帽子形で良いですね。
お城の中を見学するツアーガイドがあったので参加したのですが、言語はドイツ語だけしかありませんでした。有名な観光地ではないので仕方ありません。
しかし、ツアーガイドに参加した人が10人程度と少数だったこともあって、ガイドの方が気を利かせてくれて、ドイツ語の説明の後に、英語でも私のために補足説明をしてくれました。大変親切ですよね。
下の写真は、シュロス・ファイツヘーヒハイムの正面の庭園ですが、絵になりますね。
私のような普通の素人が撮影しても、素敵な写真になります。
再び、遊覧船で、ヴュルツブルクに戻ってきました。
下の写真は、アルテマイン橋から、先ほど上ったマリエンベルグ要塞を見上げた写真です。
この日は、8月下旬だったのですが、ドイツにしては珍しく気温が30℃近くもありました。
なので、遊覧船では、(フランケン)ワインというより、ビールを頂いたのです。
まとめ
前回のリンダウと同様、遊覧船でビールを頂きました。
船上でのビールは、何よりも最高です。
まだ、何か所か、船上でのビール紀行がありますので、乞うご期待ください。
ヴュルツブルクは、ミュンヘンからは電車で2時間、フランクフルトからは電車で1時間と近いので、フランクフルトに行かれた際などには、ちょっとした旅行先として良いかもしれません。
特に、ワインが好きな方は。
早くコロナ収まれ!