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ビール紀行(アイルランド・ダブリン4-最終回)

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ダブリンからミュンヘンへの帰りの飛行機からの眺め

 

ダブリン滞在も最終日となりました。

最後の夜も、たくさんのビールを飲もうと思い、酔っぱらっても大丈夫な滞在中のホテルの下に併設されているパブに行きました。

 

滞在していたのは、パーラメントホテルというホテルだったのですが、今、調べたら、もうなくなっていました。ということは、併設のパブもなくなったのですね。うーん、なんか寂しいです。また、何年後かに訪問したい、と思っていたのに。

 

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様々なビール

ここでは、片っ端から、アイリッシュ・ビールを飲みました。 ギネスキルケニーホップハウス13は、下記の記事にあるように、既に飲んでいましたが、もう1度。

 

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

さて、このパブでは、O'Hara’sオハラズ)というアイルランドクラフトビールが置いてありました。

 

アイルランドのホップと麦芽の名産地であるカーロウ(Carlow)に、1996年に設立された親族経営のブリュワリーだそうです。

 

https://www.carlowbrewing.com/our-beers/

 

種類は、ものすごくたくさんあり、アイリッシュ・スタウトから、各種エール・ビールまで様々でした。真ん中の写真はラガー、右の写真は、レッド・エールです。

 

帰国してから、オハラズのビールは、どっかのビール・イベントでも見かけたので、日本でもメジャーになりつつあるかもしれません。日本のネットショップでも、売ってますね。

 

パブのマスターやお客が、やたらと、アイルランドの国旗や国旗の柄の入った帽子などを持って、わいわい話をしていたので、なんだろうと思って質問したら、ちょうど、(アイルランド独立戦争のきっかけっとなった)イースター蜂起のイベントの準備だそうでした。そう私が、ダブリンに行ったのは、2017年3月。ちょうどその時期ですね。イースター蜂起101周年でした。

 

私は、理系だったせいもあって、世界史勉強していないんですね。ビール飲みながら、その場で、タブレットで、アイルランドの歴史について勉強しました。アイルランドも大変な歴史を背負っていますね。

 

飲み過ぎて、あまり、記憶がないのですが、そのままホテルのベッドに直行して眠りました。

 

 

翌朝は、やっと(ビール以外の)ダブリン観光ということで、聖パトリック大聖堂クライストチャーチ大聖堂ダブリン城などを見学しました。全て歩いて回ることができる範囲内にあるので、観光としては便利ですね。

 

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トリニティ・カレッジ・ダブリン

 

そして、最後に、トリニティ・カレッジ・ダブリンにやってきました。

 

私は、ミュンヘンに留学しましたが、この大学からもオファーをもらい、ビールの都市にあるということで、第2候補の大学でした。もしかしたら留学していたかもしれない大学です。結構な伝統校で、建物も美しいですね。

 

この大学に通いながら、夜はパブでビールを飲んでいただろうことを想像しつつ、そろそろミュンヘンに帰国することになりました。

 

が、少し時間が余ったので、トリニティ・カレッジ・ダブリンのすぐ近くのウイスキー博物館にやってきました。

 

https://www.irishwhiskeymuseum.ie/

 

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ウィスキー博物館

 

ツアーに参加して、最後に試飲と、ウイスキーグラスをもらいました。
ツアーは十人程度のグループで、ガイドが一人つくのですが、インタラクティブな感じで、出身国のお酒について、参加者にいろいろ質問していました。

 

「あなたの国で、一番メジャーなアルコールは何?」

「あなたの国で、一番アルコール度数の高いお酒は何?」

 

といった感じです。

 

ガイドの方は、私が日本人であると知ると、日本のウイスキーの銘柄を挙げて、日本のウイスキーは素晴らしいと大変褒めていました。

私は、ウイスキーはそれほど飲みませんが、アイルランドの方から見ても、日本のウイスキーの評価は非常に高いのですね。

 

実は、滞在中に、ジェイムソン蒸留所にも行こうと思っていたのですが、残念ながら、当時は改装中か何かで閉まっておりました。

 

www.jamesonwhiskey.com

 

そして、ウイスキーの試飲でほろ酔いになったところで、空港行きのバスに乗り込み、夜のフライトでミュンヘンに帰りました。

 

冒頭の写真は、すごく幻想的ですね。帰りのフライトでは、飲んだビールを思い出しつつ、また、来れればいいなぁと思いながら、飛行機の中でうとうとしていました。