理系弁護士、特許×ビール×宇宙×刑事

理系弁護士・弁理士。特許、知財、宇宙、ビール、刑事事件がテーマです。

ビール紀行(アイルランド・ダブリン1)

f:id:masakazu_kobayashi:20200531204035j:plain

ギネスビール工場見学

はじめに

 

私は、2016年夏から2018年夏まで、2年間、ドイツのミュンヘンでLL.M.の留学(1年コースの法学修士)と法律事務所研修をしたのですが、実は、アイルランドのダブリン大学のLL.M.も出願しており、オファーを頂いていました。

 

ミュンヘンのLL.M.とダブリンのLL.M.とどちらに行くか結構迷ったのですが、たくさんの種類のビールを飲みたいという観点からは、大陸ヨーロッパでビールの本場であるドイツのミュンヘンの方が種類が豊富だし、近郊の都市や国へのビール旅行の点でも有利だと思い、ミュンヘン留学に決定したのでした。

 

ミュンヘン中心部にも、(私の知る限り)2件のアイリッシュパブがあり、結果的には、ミュンヘンでも、ギネスビールキルケニーも飲むことができました。

 

ですが、留学中に、ギネスの本場であるダブリンは、どうしても訪れたいと思っていました。あのパブの感じも素敵ですしね。ウイスキー(Jameson)も有名ですしね。

 

そこで、ミュンヘンに住んでいた2017年の春休みに、格安飛行機に乗って、ダブリンへ出かけたのです。

 

ギネス・ストアハウス

 

ダブリン空港から、空港バスでHeuston駅まで向かい、そこで翌日のキルケニー(Kilkenny)行きの電車のチケットを買った後、結構な距離を歩いてギネス・ストアハウスに到着しました。

 

ドイツや他の大陸ヨーロッパ諸国とは違い、英語圏なので、バスのチケットも、電車のチケットも、特に迷わずに買えて快適でした。

 

ダブリンを訪れた最初の目的は、もちろん、本場の出来立てのギネスビールを飲むためです。「ギネス・ストアハウス」は、「ギネスビール工場」と言われたりしますが、少し遊び感覚のある物も展示された博物館のような感じです。

 

そして、見学の最後には、最上階でギネスビールを頂くことができます。

 

ギネスビール

f:id:masakazu_kobayashi:20200531204227j:plain
f:id:masakazu_kobayashi:20200531204240j:plain
ギネスビールが完成していく様子

 

最上階では、スタッフの方が、ギネスビールを注いでくれます。

左から右に向かって、徐々にギネスビールの泡が落ち着いていく感じです。ジーっと見つめていました。生き物のようにうごめいて、色が変化していきます。

 

そして、泡が落ち着いたところで、一気にグっと頂きます。

 

泡がクリーミーかつ繊細で、色のわりには苦味がなく、(よく言われますが、)日本で飲むギネスビールとは何か違って新鮮で美味しく、それほど冷たくもないので、さらっと一杯飲めてしまいます。

新鮮さというのは、大事なのですね。

 

その後もビール巡り

 

さて、その後、ほろ酔いでホテルにチェックインし、アイリッシュパブを訪れ、様々なビールに挑戦したのですが、それはまた別の機会に。

 

翌日は、冒頭でちょっと書きましたように、キルケニー(Kilkenny)という小さな都市に向かいました。アイルランドで、ギネスの次に有名なビールであるキルケニーは、実は地名から来ているのです。

そして、キルケニーでは、Smithwick's Experience(ビールの見学ツアー)も訪れました。

 

キルケニー訪問は、次回ご紹介します。