理系弁護士、特許×ビール×宇宙×刑事

理系弁護士・弁理士。特許、知財、宇宙、ビール、刑事事件がテーマです。

ビール紀行(日本・秋田)

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丹沢湖ビールとなまはげ

日本のクラフトビールも素晴らしい

本日は、秋田のビールをご紹介したいと思います。

ドイツや他のヨーロッパ諸国のビールだけではなくて、我が日本のクラフトビールにも手を出していきたいと思います。

 

私、別にドイツかぶれでも、ヨーロッパかぶれでもありません。

 

ドイツのビールはもちろん美味しいですが、日本に帰国して、すぐ日本の大手のビールを飲んでみましたが、やっぱり(ハイネケンバドワイザーなんかよりも)味が濃くしっかりしていて美味しいなぁと、あらためて感心しました。

 

ちなみに、ドイツ人も、「KIRIN」だの「ASAHI」だの知っています。日本料理屋では、ドイツ人も、日本のビールを注文したりしています。

どうも、ミュンヘン郊外のフライジングというところで、KIRINのビールが醸造されているようです。

 

さて、話を戻して、最近は、日本のクラフトビールは様々な種類があり、なぜか大手のビール会社が製造しないWeizen(Weissbier)などを、ドイツへ行かなくても飲むことができることが分かりました。

ですので、ちょっとずつ挑戦していきたいと思います。今回は、秋田です。

 

なぜ、秋田に行ったか

私は、東京勤務で、しかも、特許紛争等の知財事件を扱っているので、東京から出ることはあまりありません。ですので、仕事で全国を飛び回っている弁護士さんを見ると正直羨ましくなります。まぁ、それはそれで体力的に大変だとは思いますが。

 

さて、秋田へ行ったのは、コロナ騒動の前(去年)で、実は、秋田刑務所へ被告人に接見(=面会)に行ったのです

 

どうして、東京の理系弁護士が「秋田の事件を?」と思われるかもしれませんが、前回説明した国選弁護で、上告審(最高裁判所)の国選事件は、最高裁判所が東京にあるためだと思われますが(?)、東京の弁護士が受任することになっています。

そのようなわけで、秋田刑務所にいる被告人の上告事件を受任したのです。

 

通常、遠方の場合は、事件の中身や上告趣意書(=主張の書面)に何を書くか等について、手紙でやりとりしたりして、一緒に考えます。

しかし、弁護士は、依頼者と直接会うが原則なので、なるべく遠方であっても、依頼者である被告人に面会に伺います。最近は、コロナ騒動で、会いに行きたくても行けません。

この件は、秋田はさすがに遠いと思ったので、手紙でのやりとりで色々聞いて、どうしても会う必要があれば、行こうと思っていました。

しかし、何度手紙を書いても、返事がなかったのです。

秋田刑務所の被告人と電話でやりとりするなどということは残念ながらできません。

 

そこで、やむなしということで、被告人に会いに、わざわざ秋田に向かったのです。事件の内容については、テーマが違うので割愛します。

 

丹沢湖ビール

すごく朝早くに、新幹線で秋田に向かいました。秋田はめちゃくちゃ遠いですね。到着した時点ですでに疲れましたが、冒頭の巨大ななまはげと、同じく巨大な秋田県が迎えてくれました。

 

昼を跨いで仕事を済ませ、さっそく秋田の名物はなんだっただろうと調べると、比内地鶏ですね。秋田駅で、遅いお昼として、比内地鶏のラーメンを頂きました。

ラーメンを食べた後は、秋田のビール探しです。前の記事でお話したように、私は「先にラーメン、あとで、ビール」派です。

 

masakazu-kobayashi.hatenablog.com

 

念のため、ビールのために秋田に行ったわけではありません。

 

ビール、ありました。秋田駅の中に丹沢湖ビールが飲めるお店が。下のメニューのように、一通りの種類のビールがありまして、冒頭のグラスの4種類(左から、桜こまちダークラガーアルトヴァイツェン)を頂きました。

新幹線の時間がすぐに来てしまいそうでしたので、わずか20分で味わいました。

 

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丹沢湖ビールのメニューと秋田あくらビール(おみやげ)

 

 一番右のグラスのヴァイツェン(Weizen, Weissbier)は以前からご紹介している小麦の白ビールで、私のお気に入りですが、その他の種類を少しご紹介します。

 

右から2番目のグラスのアルト(Alt)は、ドイツの(日本街である)デュッセルドルフの有名なビールです。赤褐色で苦みがあって美味しいです。

 

メニューにあるケルッシュ(Kölsch)は、デュッセルドルフに近いケルンの有名なビールで、アルトケルッシュはどうもライバル関係にあるそうです。発酵方法は違うものの、日本の大手ビールと同様、それほど特徴がないので、今回はパスしました。

 

デュッセルドルフもケルンも、ドイツ留学中に行きました。それぞれのビールについては、また、今度ご紹介したいと思います。

 

おみやげ

(自分への)おみやげは、同じ秋田のビールである秋田あくらビールのうち、「秋田美人のビール」と「あきた吟醸ビール」にしました。

「〇〇賞を受賞!」と書いてあると、つい手が出てしまいますね。あと、ネーミング、重要ですね。